容姿・経歴・その他メモ

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「花子で～す☆よろ～」


人類は知的生命体であるが故に古来より迷信や都市伝説といった”ありもしない存在”に価値を見出し、言い伝えていった。
そして、そういった存在は科学の発展と共に人々から忘れさられ、その力も減じていったのだった。
その現状に憤った都市伝説達はある発想に至る。

「現実に存在する人間の方が怖くね？」

なんか本末転倒な結論を見出した都市伝説は寄り集まり、一人の人間の形として自我を確立。
一つ一つの都市伝説としては弱くとも、衆少成多、積羽沈舟。強力なレネゲイドビーイングとして覚醒した。
現実の存在として、鬼の姿で人間を恐怖のズンドコに陥れようとした矢先、口裂け女やメリーさんらが暴走。

「鬼なんてババ臭い見た目は嫌！」

ということで女の子の姿に成形された……はたして、こんな姿で人は驚いてくれるのか…。
そして、人に紛れて行動を開始するが、擬態先に学生を選んでしまったため、テストという難関が待ち受ける。
明確に花子さんが戦犯である。
もちろんオカルトしか知らない彼らにとっては鬼門である……鬼門で鬼が困るなよ。

テストで赤点を取る怪異とかダサすぎだろ…ということで、好き勝手やることに決めたのだった。

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