容姿・経歴・その他メモ

数年前からFHセル「テキサス」に所属しているFHエージェント。超血統(フルブラッド)と呼ばれる特殊なレネゲイドの能力を持ち、炎や熱の生成・操作能力に優れる。剣を触媒にして長射程の炎の斬撃を放つ中～近距離戦闘を得意としている。

過去

ごく一般的な家庭に生まれ、特に不自由ない生活を送って育った。高校生の頃、在宅中に自宅が火事にみまわれ、その際に感じた危機意識と生存本能からオーヴァードに覚醒し、自宅を脱出した。それ以降もオーヴァードとしての力を周囲に隠して暮らしていたが、超血統のレネゲイドを持つが故の反動なのか食欲が異常に増幅し、以前から比べると異常な量の食事を摂るようになった。最初は甲斐甲斐しく病院に付き添っていてくれた両親や周囲の人間も次第に彼女を気味悪がるようになり、最終的には摂食障害の療養施設に入所させられそうになったので、両親の元を家出同然で脱出。あてもなくさまよっているうちにFHの人間と出会い、生活のためという名目でFHに所属することになった。「テキサス」は食費を効率よく稼げるのでとても気に入っているらしい。現在は稼いだ金銭を元手に、副業として個人経営の花屋を経営している。

性格

おっとりとしているようで周囲の洞察を欠かさない警戒心の強い性格。「テキサス」の人間のことも信頼はしているが、家族に疎まれた経験から、「もしもの時は手を下せるようにしておこう」と考えている。牧歌的に見えて切り替えが早く、有事の際も必要以上に慌てることはない。FHの思想に傾倒しているわけではないが、「自分はもう普通の人間ではないのだから、普通の生き方はできない」と考えており、自分が生きていくためならば殺人や犯罪に手を染めることも厭わない。UGNなどと対立していることも「企業だって対立するし…」と考えており、ごく自然なものと捉えている。
覚醒時に発症した過剰な食欲は相変わらず継続しており、大人数人分の食事を平らげることも少なくない(ちなみに一切太らない)。今では食べたい時に食べられる程度には資産があるため、心置きなく食事を楽しんでいる。
花屋を経営しているのは幼少期から花が好きだったから。サラマンダーとして覚醒した今も、「自分の手の中でいつ燃えてしまうかもしれないと思うと一層尊くて綺麗に思える」という物騒な理由で花が好き。
趣味は家庭菜園と手芸。最近は自宅のベランダでプランター菜園をするのに凝っている。

コードネームについて

“ハーベスター”…農業における収穫や伐採、脱穀を行う機材の総称。「そのうち人間そのものを食べ始めそう」という半分悪口のような理由で付けられたコードネームだが、彼女自身かなり気に入っている模様。

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