容姿・経歴・その他メモ

頭脳明晰・容姿端麗で周囲の女子からはモテるが、男子からは目の敵とされており、関わる人間は自然と女性が多くなる。


不動グループの御曹司として育てられ、高水準の一般教育から帝王学まであらゆる英才教育を施された。
しかし、庶民の暮らしを知るべきであるという父親の意向により、公立の共学の学校に通っている。そこでの彼の活躍ぶりは目を見張るものがあり、様々なメディアに取り上げられ一躍有名人となっている。
いずれは不動グループを確固たるものとしたほどの功績と手腕を持つ父親を越えると意気込んでおり、その影響で彼を敵対視・ライバル視している。その想いは、父親の持つ功績や手腕、そして父の背中にある意味での尊敬の念を抱いているという事実の裏返しでもあるのかもしれない。

幼い頃、自分と母親が乗っていた車が交通事故に合った。
後にこれは競合グループによる策謀であることが判明し、彼らは不動グループとその会長であり、父親である不動明王を筆頭に、社会的(あるいは物理的)に抹消された。
この時、正義と母親は致死量の出血をし生死を彷徨っていた。救急搬送先の病院で懸命に治療しても、最早死へのカウントダウンが手術医らの脳内に鳴り響くほどに、容態は酷い物であった。そして、正義は一度死を経験した。何もない真っ暗な空間。その中で母親の声が聞こえた気がした。
「正義、貴方は生きなさい。」
この声を聞いた直後、彼の干からびた身体に失われた血液が再び廻る。廻って潤い始める。彼はオーヴァードへと成った。そして、母親の命と引き換えに正義は死の淵から生存した。後に彼の手術を担当した医師は言う。
「彼は間違いなく死んでしまったと、我々は思ったのです。ですが、彼は無事でした。後遺症もありません。これは奇跡と呼ぶ他ないでしょう。」
この一件から正義は周囲のグループの人間から奇跡の子と呼ばれ慕われた。正義はこの奇跡は母親のお陰であり、あの世にいる母親に恥じぬ行いをするという決意を胸に、自分の信じる"正義"を元に彼の人生を歩み始めた。

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