容姿・経歴・その他メモ

紅の髪を持った、UGN支部長を務める少女。愛称は「ニコル」。
バロールのピュアブリードであり、戦闘面並びに応用範囲で非常に優れた魔眼の能力を買われ支部長に任命された。
戦闘スタイルは独学の弓術。弓は自身と適合した遺産を保持しており、番える矢は自身が生み出した魔眼を用いる。独学であるが故、近距離だろうとお構いなく対象を打ち抜く。瞳に映るものであれば、あらゆるものを打ち抜いてきたことから、コードネームがつけられた。
臨戦態勢時は左目の眼球の色が反転し、瞳が紫に染まる。そして、左眼球のポケットディメンジョンから彼女の弓を取り出して戦う。

カヴァーとしては狛川市内の高校に通っており、生徒会長を担っている。
生徒会長担った理由は、単純に情報を多く取得するため、生徒だけでなく教員たちのことをよく知れるポジションにつきたかったためである。
他にも他校との交流を積極的に行い、他所の情報も仕入れるようにしている。

彼女の出自は全くの不明である。
とある戦場に10歳にも満たない少女が武器も持たず彷徨っていたのだ。
彼女の恩師である、ウィライトは彼女を見かけると迷わず保護をした。しかし、彼女の力の片鱗を見るやいなや、彼女を殺戮の兵器として育て上げる。
その際に「お前は誰からも気づかれずに殺せ。お前の存在は誰からも見えてはならない。故に『消える』のだ。そう『バニッシュ』それがお前の名だ」と命名される。
別に名前に文句があるわけではなく、そのまま名を使い続けてはいるが、女性らしからぬ名前ではないかと気にしており、一応は「ニコル」と呼んでほしいと周りには告げている。
その後、戦争の最中でウィライトは死亡。行く当てが再びなくなったところをUGNに保護され、チルドレンとして育てられた。

様々な戦果を上げており、その立ち振る舞いから部下からの信頼も厚い。
だが、内心他人を失望させないように震えながら、日々の努力と自身への疑念の眼差しを向け続けた積み重ねの結果、いい方へと転がり続けた結果が今の彼女である。
次第に周りからのプレッシャーは強くなり、その分彼女の首を絞め続けている。
その心を全て吐露できるような存在がいればよいのだが、彼女にはそのような存在はいない。

記憶喪失のため、書類上は18となっているが正確な年齢は不明。UGNが調査した限りではそのくらいと推測された。
ただ、体重の実質0はバロールの力が使える自分であれば重力操作により体重も思いのまま、つまり実質0と本人が公言しているだけ。
ちなみに質量を聞くと怒る。また、実際に体重を量る際は本当に重力操作をしているとかいないとか。
また、この年ながら色々とちんちくりんなことも少しコンプレックスに思っている。

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