容姿・経歴・その他メモ

N市のとある高校に通うUGNイリーガルの不良青年。不良ではあるが物腰は柔らか。物腰が柔らかではあるが
過去の経験がそれなりに過酷だったためか厭世的で、いい加減な性格になった。
高校には在籍しているが、犯罪者の子として学校内ではいない者扱いされており
そういった環境から、学校には行っておらずもっぱらUGNからの依頼を受けて日銭を稼いでいる。

妻と離婚したことが結果でギャンブル依存症となった父親に育てられており、その父親はFHフロント企業に勤めていた。とある日、父親が金に困ったため、そのフロント企業から骨董品、いわゆる『遺産』を持ち逃げした。父親は
オーヴァードの存在を微かにだが知っており、制裁に来るであろうFHエージェントに息子が殺されることを恐れ
当時5歳だった弘に対して遺産を使ってケガを負わせ、起源種に感染させた。

FHエージェントに捕まる前にUGN側のエージェントに捕まり、そのまま窃盗の罪によって刑務所に送られた。
8歳の時に行き過ぎたいじめに合い、同級生によって瀕死の重傷を負わされるが、遺産によって気づいていないうちに
オーヴァードとして目覚めていたことで一命をとりとめる。それがきっかけで同級生からは死なない、得体の知れない
ヤツとして無視されはじめ、教師にも厄介者として放置をされ続けていた。

父親が依存症になる前には家族でよく花見に行っており、弘にとって人生で一番楽しかった記憶だった。彼が深夜に
桜の木に登るのはそういった思い出があるから。そこで寝ることで、たまに楽しかった時の夢が見れるため。
夢は見れずとも、懐かしさくらいには浸ることで今を忘れられる。桜の木は彼にとって、安堵の象徴である。

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