容姿・経歴・その他メモ

山中で放置された古くて小さな祠。
近隣の山河、天候を司る忘れ去られた名もなき水神。
信仰は薄れ存在すらもかき消えようとしていたときに、レネゲイドビーイングとして現代に蘇った。
覚醒当初は自分を忘れて祈ることすらしなくなった人間に怒りを抱いて近隣の天候を荒らし回っていたが、UGNエージェントたちとの戦闘に敗れてお縄についた。
以降はUGNイリーガルとして現世の習いを学び、失われた信仰を取り戻すために矮小な人間を助けることに力を使うようにしている。
元々は激しい天災・水害の化身である荒御魂であったが、人々が神として奉ることで利益を生む和御魂としての側面を獲得した。
そのせいか水の荒々しい側面、有り体に言うと破壊のほうが得意でありながらも、中途半端に癒やしの力を持つ本神的にはなんともむず痒い能力になっているとのこと。
少年のような見た目と年寄りくさい口調が特徴的で、基本的にはすべての人間に対して上から目線で偉そうに接する。
好きなものは川魚、嫌いなものはアメリカザリガニ。


其は降りしきる雨、其は荒れ狂う川、其は命脈司る水の神。
解き放たれた権能は豪雨と化して敵を襲い、濁流のように全てを飲み込む。
息のできない閉ざされた世界、目から鼻から耳から口から、隙間を埋めるように侵食する水、水、水水水水水―――
やがて神の敵は、水に溶け、混ざり合い、露と消え去る。
｜水中澄み行く《みなかすみゆく》、｜皆霞み逝く《みなかすみゆく》、『｜水水水水水《みなかすみゆく》』

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