容姿・経歴・その他メモ

髪

薄い茶色

瞳

暗い赤紫

肌

白い

プロフィール

神城グループにて産み落とされた試験管ベイビー。
まだ北条建彦が中心となって行っていたレネゲイド研究において、数々の新兵器の開発で成功を収めていたがそれでもレネゲイドの脅威の根源にはたどり着くことができていない。
そのなかで人間界の万物の根源とも言われる【精霊】に目を付けた。
それを特殊なオーヴァードに埋め込むことで突如広がったレネゲイドウイルスの根源にたどり着こうと画策。

中でも全ての根源を従えるであろう精霊王を降臨させるために彼、"被検体ἀρχή:ｱﾙｹｰ"は生み出された。

神城グループの研究は細分化が激しく、役職のあるものでさえも非道な研究に対しての理会と認識は浅い者が多い。
学もなく、言葉もまともに教えられていない彼はそんな大人の期待のまなざしを向けられ生きていた。

そして生まれてから5年の歳月が経ち、"被検体ἀρχή"のオルクスの能力によってこじ開けられたゲートから実体のない狼の形を模った精霊が降り立つ。精霊は過酷な能力行使によって精神が疲弊していた少年を哀れに思い、彼に溶け込んだ。

実験は成功かに思えたが、精霊は『人間に協力した』のではなく『今にも死にそうなこの少年を哀れに思った』というだけ。
その後自身を呼び出す鍵を彼に渡し、それを別の空間に繋げることで鳥籠から連れ出した。


───そして、雪の降る閏日。どこかもわからない森奥の湖で、僕は"陽だまり"に出会った。

パーソナリティ

閏という名前を与えられ、父親代わりであった雪と数多くの精霊のRBに囲まれて育った少年。
人間として生きるということが果てしなく欠如しており、しばらくの間は言葉も発しなければ顔色一つ変わることがなかった。
過保護気味な雪のお世話もあって、少しずつ心優しい少年へ育っていく発展傾向がみられていた。

───はずだった。

10歳を迎えてしばらくたった頃、山を突如襲った武装集団によって雪の命を奪われてしまう。
それが彼の心に消えない傷として残っており、『また、人間が』ともともと奥底に眠っていた人間嫌いが加速してしまう。
まだ心がないままであれば表に出ることのなかった憎悪の感情は、雪によって心を得たばかりに浮上してしまうこととなる。

人の悪い面しか見てこなかった彼は人に対して冷たい態度をとり、顔を合わせることはない。
対してRBにはわずかに残った優しさを見せ、その身を守ろうと協力的である。

そしてゼノスへの所属を決め、精霊と共に生まれ育った場所を降りた。


生まれたはずの暖かな"しあわせ"に蓋をし、冷えついてしまった心とともに世界を生きていく。

シンドローム

オルクス×サラマンダーのクロスブリード


魔導書によって術式を空に浮かべ、特殊な鍵を用いてゲートを開けることで使役する精霊を呼び出して戦うフェアリーテイマー。
彼自身から広がるレネゲイドの領域によってこの世界に存在できるようになる精霊達は、オーヴァードと同等にその力を大いに振ることが可能となる。
見る人間が見れば、彼のオーヴァードとしての力は魔法に近しいものと言えるだろう。

混血としてサラマンダーの適正もあるため、主に炎と氷の扱いを得意としている。

セッション履歴