容姿・経歴・その他メモ

「名前……変えたい……ッ！！」

　日本有数の大手ゼネコン『大漉建設』の令嬢。雰囲気は清廉で気品を感じさせる。
　元々は無邪気な人間だったものの、幼稚園、小学校、中学校、高校全てで名前を弄られいじめられ、心に深い傷を負ってしまった。
　現在は大学生活を送る傍ら、クソ親父を社長の座から追い落し、自分が社長に就任しようと野心に燃えている。
　しかし、そこはかとなく薄幸体質でもある。
　かつて姓名判断で占い師を驚かせるほど過去最悪の点数を叩き出した。

　バンダイシティでは主にディールの助っ人(ホワイトナイト)として民間会社に登録し活動している。……のだが、人気がなくいつも営業活動をしている。
　ディールの技術は低くないのだ。肝心なのは彼女を雇うコスパが最悪であることによる。
　そも、ディールで人を雇う場合どうしても人件費が考慮される。最低限の出費で勝つ方が出資者としては嬉しい。
　だがウロボロスはエフェクトの金額が高くなりやすいため敬遠される。その上、大漉は実力に波があるため、ディールに勝利しても赤字で終える可能性もある訳だ。というか、助っ人デビュー戦を赤字で終えて以降、大漉への依頼は激減した。
　尤も、相手にも余計な出費を迫るため「最低限の出費で勝負したい」と思っている相手は大漉の名前を見た時点で勝負を止めることもあるのだが……。

　別に名前が本当に嫌いではないのだが、周りにからかわれてばかりで嫌いになってしまった。でも、他人に自分の名前をからかわれるのは何様だという気がして嫌い。

Deal with you_被虐と嗜虐

　万代市で発生している連続傷害事件の容疑者として扱われ、身を隠していた。
　彼氏との初デート中、何者かに気絶させられた大漉。目が覚めた時には血まみれの彼が自分の前に倒れていた。
　真犯人は"カーミラ"であった。罪を擦り付けられかけたが、大漉は"ダイハード""ハーベスト"と協力して彼女に勝利し難を逃れた。
　一件落着かと思われたが、今度はカーミラを失ったマゾ豚から次なる女王様として追われることに。
　大漉の受難は続く。

　苗字の由来は大手ゼネコンから("大"林組+清"水"建設+"鹿"島建設)

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