「この街は……あまりにも、残酷すぎます」
「『助けたい』と思うことの、何がいけないんですか」

▼基本情報

名前

猫岸 小向(ネコギシ コナタ)

性別

女

年齢

17

髪

元々は黒っぽい茶髪

瞳

青

備考

交代条件は『身近にいる誰かを助けたいと強く思うこと』

▼人物

一人称

私

二人称

〇〇さん

性格

気が弱くお人好し

趣味

料理研究

好き

優しい人、美味しいもの

嫌い

バッドシティ、他人を慮れない人

情報屋『C・CAT』を名乗る少女。
聖徳館高校に通っており、多くの例に漏れず素行不良である。

『C・CAT』としての評判はそれなり程度。腕は確かだが値段が割高、とのこと。
単身で情報屋稼業をするだけはあり、時には反社会的組織の内部まで入り込み逃げ延びるほどの実力を持つ。
また情報以外にも『猫の手サービス』として、何でも屋のような依頼も承っている。

性格は極めてドライ。外見に反してガードが固く、特定の親しい相手を作ろうとしない。
口調もどこか気怠げで「地獄の沙汰も金次第」と公言し憚らないなど、お世辞にも接しやすい人物とは言えない。
しかし、本当に困っている人にはサービス料を格安（時には無料）にしたり、普段の言動とは反対のお人好しじみた行動も目立つ。
「頭の中でうるさいから仕方なくやっているだけ」とは本人の談。

「実は心優しい」「ヤンキーの彼氏がいる」「一度だけ敬語で喋るのを見た」「金さえ積めばヤれる」「ヤクザに目をつけられているらしい」など眉唾なものから最低なものまで数々の噂があるが、実際のところは本人しか知らない。

自己の存在を霧状に拡散する、という難解な能力を持つ。
実体ではなく存在を拡散させているのがミソで、これにより『どこにでもいてどこにもいない』と呼べる状態となる。
群衆の中心からヤクザの事務所まで様々な場所に突如現れ、情報を奪って消える…と、神出鬼没の情報屋として恐れられる。
その上非オーヴァードはいつのまにか現れた彼女に違和感すら持てず、友人と喋るように情報を漏らしてしまう。

また、この能力は他者に対しても限定的だが行使できる。
一瞬だけ他者の存在を拡散させ、『攻撃に当たっているが当たっていない』という状態を作り出す、いわば誰かを守るための能力である。
普段の彼女はこの能力を「疲れるし、あーしに得がない」と嫌がっている。

一見して無敵の能力だが、本体性能は人間並。彼女の反応速度を超える攻撃には能力発動前に被弾する。
発生させる霧を箱に見立て、『箱の中に生きている猫と死んでいる猫が同時に存在する』有名な思考実験、「シュレディンガーの猫」になぞらえたコードネームを名乗る。

この街は変わってしまった。それもサイアクな方向に。
中でも、その子の人生は特にサイアクだ。

優しかったその子の父は酒に溺れて暴力を振るい、母は別の男の手を取り逃げていった。
いじめられていた奴を庇ったら次の日から標的がその子に替わり、元々いじめられていた奴も一緒になっていじめ始めた。
弱い奴は強い奴に淘汰され、群れることすら強者の特権となる。
サイアクな街で生きるには、サイアクなりの生き方をしなくちゃいけない。
それをするにはその子は優しすぎたし、優しさを貫き通すにも捨てるにも弱すぎた。

だから、あーしが生まれた。
弱い奴がこの街で生き辛いなら、あーしが代わりに、サイアクな生き方をする。
その子自身が優しさを捨てられないなら、あーしが代わりに捨ててやる。
嫌なことからは、煙みたいに逃げちゃえばいい。自分の為だけに生きて、叶えたいこと全部叶えて――
幸せに生きてやる。

:
――猫岸 叶多の独白

行動値が遅い範囲屋を先行させるための《アクセル》、味方の火力バフを活かすための《絶対の恐怖》までは確定。
余った枠で《束縛の領域》を使いたかったが味方とのかみ合いが悪そうなので代理ドッジに変更。
BC発のエフェクト《反転する運命》を使いたかったが成長までお預けとなった。
火力は出ないが何とかなるだろうの精神で日々を生きよう。

能力とコードネームの元ネタはシュレーディンガーの猫。より正確には『HELLSING』のシュレディンガー准尉。

・〈交渉〉11、〈意志〉3+1…そうだね。
EA
・メモリー…「戦闘用人格」対策。最優先。バックトラック-1個はやっぱりキツそう。　必要経験点15
・妖精の手…回避補助、他者支援、その他色々。強いが経験点が足りない。　必要経験点15～25
・奇跡の雫…代理ドッジじゃなくて最初からコレでいいじゃん。必要経験点15
HR、BC
・活性の霧…主に他者支援、稀に自己支援。強いが経験点が足りない。　必要経験点15～35
・反転する運命…コレが使いたくて組んだ構築なので、最優先。　必要経験点15
IA
・恐怖の心臓…低コスト火力アップ。　必要経験点10