容姿・経歴・その他メモ

『キミの｜心臓《バクダン》に｜起動＆点火《スイッチ アンド イグニッション》！』
明るい笑顔と陽気な性格が眩しい少女。
今、中高生を中心に若者の間で人気のミュージシャン兼配信者として活躍している。HNは”｜EXプロード《エクスプロード》”。
弾けるような笑顔と歌詞、魂が燃え上がるような曲調がだんだん売れ始め、最近はアニソンや特撮の主題歌を歌っている。

配信者として活躍する一方、UGNチルドレンとしても活動。
”音盤”と呼ぶレコードのようなディスクを、スピーカー型に改造した特注の大型銃に読み込み、様々な効力を発揮し敵を制圧する。
音による攻撃を行う事からハヌマーンだと思われていたが、診断と解析の結果、様々なシンドロームの特性が混ざり合ったものであると判明。ウロボロスシンドロームと訂正された。

性格上、人に好かれやすく誰とでもすぐに仲良くなれる。しかし、より仲を深めようとするのは難しい。
一定以上共に過ごしていると、ある程度から心の壁を感じるようになる。表面上は仲良くしているし、実際秤も好意的に接しているのだが、そこから一歩踏み込むことは絶対に許さない、というプレッシャーのようなものを無自覚に放っている。
UGNで経験した信頼と裏切り、配信者として経験した本音と建て前により、自然に一線を引くようになってしまった。

助けられる人は出来る限り全員を全力で助けようとする一方、冷酷ともいえる程の無慈悲さもある。
6年間同室で過ごしたルームメイトがジャーム化した時も、ずっとお世話になった教官がFHに裏切った時も、一切の躊躇なく銃口を向けた。

▼経歴
幼少期、家族と過ごしている時にジャームの襲撃に出くわす。
逃げ遅れた両親はジャームに殺されてしまい、その事態を解決しに来たUGNに保護された。
その後、覚醒していることが発覚。チルドレンとして育てられることになる。
命を救われたUGNに恩を返すため、チルドレンとして献身的に戦っていたある日、ふとした事から自分がUGNに保護されるきっかけになった事件の報告書を目にする。
そこに書かれていたのは、件のジャームはUGNの無茶な実験の結果生み出されたものだという事。そして、そのジャームが逃走したのはUGNの管理がずさんだったからだという事だった。
彼らが然るべき処分を受けていた事も記されていたが、心の中に芽生えた怒りはそんな事では収まらなかった。
自分の両親が殺されてしまったのは、自分の日常が奪われてしまったのは、他でもないUGNのせいだった、と気付いてしまった。
しかし、自分を救ってくれたUGNのエージェントが命を賭けて戦ってくれた事も紛れもない事実。
恩義と恨みの間で板挟みになった秤は、感情と能力を制御できず暴走。ジャームへと堕ちかけるが、当時所属していた支部員達による説得と介抱により踏みとどまった。
色々と振り切れた秤は、支部長へ直談判。「自分が20歳になるまではUGNチルドレンとして戦う。20歳になってからは、自分はUGNとは何の関係もない、ただの”三廻部 秤”として生きる。」という約束を取り付けた。

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