【コードネーム】Noah's Ark(ノアの箱舟)"
【本名】LOST
【性別】女
【戦闘経験】熟練
【出身地】非公開
【誕生日】非公開
【種族】人間→現人神
【年齢】15歳
【身長】非公開
【レネゲイド感染状況】
メディカルチェックの結果、感染者に認定。
【収監No.404】
収監名:Rain(レイン)
収監されてから付けられた呼び名。直訳して雨。
【特性】
力を制御しきれず漏れ出ていると周囲に雨が降る。戦闘時、力の一部を解放するが以前までの浄化の雨とは別に黒く濁った雨へと変化しており、様々な効力を宿す。

･幼少期Ⅰ
"太陽"の力を宿した姉と共に自身は"雨"の力を宿し誕生した。

･幼少期Ⅱ
力を制御するべく訓練とは名ばかりの実験が繰り返された。その過程で"太陽"とは分かたれた為、姉がどうなったのかは不明。

･少年期:実験記録
彼女の力は無意識的に発揮され、周囲に浄化の雨を降らせてしまう。雨にはレネゲイドに干渉し対象を落ち着かせる事で抑制する効果があった。通常ならば自身の周囲のみに干渉するのがオルクスシンドロームだが、彼女は天気や大気にまで届くほど広範囲であり、且つ支配能力が高かったのだ。

彼等はその力を更に昇華させることを目的に新たにした『Project:Tlaloc(トラロック)』… 人の身である彼女そのモノを神格化させる為の計画を開始された。

･少年期Ⅱ
実験の結果RBとして再誕した少女は暴走し、半ば教団化していた組織ごと全てを破壊した。

其れからの記録は殆どないが、一度"太陽"と面識があったらしい。

･青年期
RBと化した後、どの位の年数を過ごしたのかは不明だが、収監された後出会った少年少女達(PC①、PC②)とは長い付き合いを過ごす事になる。

現在、部隊の中でも古参となったメンバーの中でPC達こそが現状を打破する為の槍の穂先(スピアヘッド)となるべく活動中…らしいが本人にその気はあまりない。

かつて、生まれながらにして"太陽"と"雨"の力を宿した少女達がいた。当時の研究者達は彼女達を神と崇めたが、所詮は力の制御できない未熟な存在。

そして分かたれた内の一人、"雨"の少女は彼らの研究が進むにつれ神格化され始め、ノアの箱舟の再来と祭り上げられていった。
それは既に崩壊した世界で彼らのみが助かる為の箱舟。彼ら以外の全てを洗い流しリセットする為の鍵として、その身を"神"へと...プライメイトオーヴァードへと昇格させる為の生贄とされたのだ。

結論から言えばそれはある意味成功したのだろう。

望まれた存在への第一歩…"レネゲイドビーイング"へとその身を変化させたその日、少女は望まれたままに全てを呑み込みんだのだから。
ー文字通り、彼女に神を求めた彼らごと。


…彼等が少女に神を求めた時点で、元々のプロジェクトとは既に懸け離れていた。

元々はこの世界を修復すべく、オリジン:ミネラルやジャームに対して効果的な物質や装備を生み出そうとしていた彼等が求めていた物。そのモノを宿した"人"が生まれてしまったのだから研究の方向性が物から人にシフトしたのも致し方ないのだろう。

たった2人の少女達を犠牲に世界が救えるならばと、当時の彼等は思ったはずだ。だが研究を続ける内に彼等は少女に"希望の光"を見た。見てしまったが故に、全てが歪んでしまったのだろう。

彼等は結局、自分達の為に用意した方舟にさえ乗ることは出来なかったのだ。

｢お姉ちゃんは私が殺さないと行けないの。この場所なら、探しやすいから｣

基本ステージ:ティアドロップ妹

■trailer
「起きろ、任務の時間だ」

冷たい声と鞭の音で目が醒める。
これが日常。身寄りのない自分達が生きるためには、このクソッタレな奴らの命令を聞いて、泥水を啜って、同じような境遇の仲間達といつ暴走するか分からない恐怖に怯えながら稼ぐしかない。

「おい、今日からお前たちの部隊に新入りが入る。面倒を見ろ」

そう言って放り込まれたのは、まだ幼い、輝くような白い髪の少女だった。

ダブルクロス the 3rd edition over line 「REnegade REsistance」
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

■HO
HO1〜3は幼馴染である。
【HO1 部隊長】
あなたはこの班の部隊長だ。あなたは新入りの少女の面倒を見ることになった。

【HO2以降　部隊員】
あなたはこの班の部隊員だ。他HOたちとは腐れ縁である。