容姿・経歴・その他メモ

履歴

『来歴』
　嘗てはUGN日本支部が存在するより前から成り立ち関する家の一人娘であり、日本に現存する遺産を幾つも管理していた家系の一人娘だった。家柄の影響か、彼女の家では産まれる子供は少なく、しかし、産まれた子供は既にレネゲイドに適合する身体を持つ事が多い為に、優秀なオーヴァードを生み出す家系でもあったのだ。

　しかし、彼女の前にはオーヴァードとなれる素養のある人間は少なくなり、遺産を継承出来る人間を常に欲していたのだ。そしてその折に産まれたのが衣吹であり、『夜の小鳥』との親和性が高く力を有していた彼女は将来は家を継ぐ人間として期待されていた。

　UGNチルドレンとなったのは、産まれて直ぐにFHへの遺産を巡る争いに巻き込まれ、一族が皆殺しにされた事に起因し、衣吹だけは間一髪の所で、UGNエージェントに救出され、それからUGNの施設にてチルドレンとして生活と訓練を営んでいるのだ。

　元の気質だったのか、それとも施設時代の少女漫画に影響されたのか、王子様のような爽やかさと女性を気遣う言動をする様になったのは暫く成長して、小学校程度の年齢からであり、発育の良さや元の容貌の良さも相まって、口調には堂に入るものがあり、女子人気を集めたものの、本人は、朧げな記憶。『夜の小鳥』が保有する記憶から知った惨殺の事実に耐え切れず、強い自分を作ろうとした裏返しでもあり、本来の彼女は寂しがり屋で、一人で居たくない女の子である。

　そして、チルドレンとして優秀さを極め、『ゾディアックウェポン』の授与が目前となった時、その際、チルドレンとしてエチルドレンが集められた特設部隊にて、覇を競った親友【握無 志熊】、隣に居続け、共に任務を駆け抜け、苦楽を共にした仲間であり、彼女が初めて、恋を知った最初の男性であった。

　これからも、UGNとして傍に。近くで過ごしたいと考えていた彼女へ、彼は一つの問い掛けと共に消えた。その際に彼との戦闘が発生し、衣吹は査問委員会に掛けられ、同族に刃を向けた事に対して、一時は遺産継承者としての危険性も加味して、封印処置も検討された。しかし、それを遮ったのが、"リヴァイアサン"霧谷 雄吾。後見人として、エージェントとして活動出来ているのは、彼の助力があった為であり、彼女自身は感謝と同時に兄の様に思っている。

　現在ではUGNエージェントとして高く評価され、場合によっては部下を持てる程に。彼女は知る余地もないが、彼女の心臓は遺産との永き契約の影響によって、変質しており、それによりエフェクトを使わずともオーヴァードとしての超人の能力の一端を常に発揮し続けている。

　天才と自称するが如く、射撃も近接も行えるオールラウンダー。近接の方が威力が出るのと事だが、雑魚散らしには覿面だとショットガンと相棒のゾディアックウェポンの一つ、『ヴィルゴ(乙女)』を獲物として、任務を行う。

セッション履歴