容姿・経歴・その他メモ

街を歩けば香るのだ　のべつ幕なし香ってくるのだ
ひらり　ふらり　四面楚歌でないか―――　（カレーフェスティバル～パパティア賛歌～より）

◆カレーの申し子、来日
世界カレー協会理事の両親を持つ、生まれながらのカレーの申し子。
親からはインドNo.1のカレーシェフになると期待を寄せられていたが、インドカレーを世界に広めるためにはインドの外に出なければならないとの本人の根気ある説得により、海外での活動を認められて修行のため祖国を後にする。
まずはインドカレーよりも魔改造されたカレーライスが幅を利かせている日本から攻略せんと、毎年カレーフェスティバルが開催されている鬱金市に拠点を置こうと考えた。
しかし道中、カレーの極意への探求心ゆえにオーヴァードに覚醒。ハンドルを握ると異様に高ぶってしまう元々の性格が更に顕著になり、カレーを広める前に交通事故で豚箱に入るわけにはいかないからと、UGN鬱金市支部の隣地に店を構え、半ば強引に支部員たちに自慢のカレーを賄いとして振舞いつつ、一方でレネゲイドの力のコントロールを教わり、イリーガルとしても活動するようになる。

◆鬱金市支部、移譲
カレーを振舞っているうちに支部員たちからも慕われ、一部の若い支部員たちがハンドラの店「フィルミレンゲ」でバイトをすることも増えてきたある時、鬱金市に危機が訪れる。
任務先で敵の攻撃により支部長が重体との報が、ハンドラの元にも入ってきたのだった。
長くカレーを振舞ううちに熱い友情が芽生えていたハンドラと鬱金市支部長の間柄において、支部長が危機とあってはハンドラも駆けつけない理由はなかった。あれほど自身には禁じていたキッチンカーのハンドルを握り、右折に右折を重ねた先、鬱金市支部のUGNメンバーを襲う輩を次々に轢き潰していった。その姿鬼神のごとく、支部員たちは息をのんで立ち尽くすばかりであった。
「このカレーを法と心得よ！！！」
後の支部員はこう語る。
「何を言っているのかわからなかった」
しかし、時すでに遅く、支部長の命は風前の灯だった。
今際に見たハンドラの姿に、支部長は決意する。鬱金市支部長の座を、この男、ハンドラ・マサラ・ミギニヤに……と。
その場にいた支部員たちは皆、支部長の突飛な遺言に頭を抱えたという。

◆カレー店、「フィルミレンゲ（また会いましょう）」
なんだかんだあったが鬱金市は表向きカレー屋の支部として再スタートを切った。
もともとカレーを通じて仲を深めていた支部員たちは、結局ハンドラの元でも変わらぬ戦働きを続けている。
しかもカレー屋はこの街で名を馳せ連日大繁盛、人手が増えてハンドラ自身ともウィンウィンの結果となった。
そんなフィルミレンゲがある年のカレーフェスティバルに出店したときのこと。
留学生のとある女性が、スパイスの香りにつられてふらふらと近寄ってきた……
これが、看板娘アリーシャとの出会いであった。
カレーにかける情熱は人一倍の彼女を、ハンドラは同志として迎え入れる。
さあ！踊ろう！世界一のカレーを目指して……！！（第一部・完）

◆スピード狂、ハンドラ
前述のとおり、ハンドラは本来慈愛に溢れた性格をしているが、ハンドルを握ると異様なほどに高揚し性格が変わってしまう。
とにかくスピードを追求してしまう上、どういうわけかハンドルを右にしか切らないのである。
公道でどうしてもハンドルを握る場合は、左折したいときには右折を３回し、戦闘中やワーディングを張っているときはその場で右に急回転することで右折のような左折をする。
CNはカウンターステアと名乗るが、そもそもハンドルを左に切ることが無いのでカウンターステアなんてものはしていない。右に曲がればいつかは左に向かうのである。

◆戦闘スタイル
キッチンカーを召喚！漫画のようなジャンプで接近し、自身のHPを生贄に敵へダイレクトアタック！
侵蝕値が上がってくるとキッチンカーの前方に回転する刃がついたり、突っ込んだ衝撃でドアや屋根がジブリのように吹き飛んでいったりする。

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