容姿・経歴・その他メモ

「私はもう、迷わない。誰かの為に、自分の為に強くなる。」

「待っていてください、お母様。私がお母様の笑顔を取り戻すまで。」

概要

彼女の生まれた極楽院家では、代々花を操るオルクスのオーヴァードが当主となる。当主の器となれるものには生まれた時から異形を見ることのできる力があった。(一族の中ではこれを見鬼の才という)

風花にも、生まれた時から見鬼の才があった。しかし彼女の力は一族の中でも異質であり、怪物と言われていた。

彼女の咲かせる花は、"血を吸って咲く"　

一族の当主となるのは純粋なオルクスのオーヴァードがほとんどであったが、風花はブラム=ストーカーのクロスブリードであり、亜純血であったため、紛い物。とも呼ばれていた。
彼女を産んだ母親は、次期当主を生むための道具として使われ、風花が生まれる頃には抜け殻のようになってしまっていて、まるで人形のようだった。

幼きながら、自分の血に治癒能力があると気づいた風花は、自分の血を飲ませることで母親を治癒しようと試みるも、オーヴァードである母親には効果がなかった。

成長した風花は、過去に父親が母親に対するひどい虐待の事実を知り、決心する。
母親の感情を取り戻すことを

そんな中、高校3年生になった彼女に事件は訪れる。

初めて直面した強大な呪いに呑まれた彼女は、生き残るために鬼を喰らう。
そしてトライブリードとなった彼女はまた1歩、怪物へと近づく

性格

自分は人を傷つける危ない存在として扱われてきた彼女は、少し内気で消極的部分がある。彼女が気安くいられるのは、幼馴染の前だけだった。
一度決めたことには揺るがない、強い意志がある。

術式

咲かせた花を媒介に対象の血を自らの養分として取り込む。それと同時に古くなった自らの血を瀉血しているが、彼女の血はオーヴァードや呪いにとって毒となる。

彼女の中の呪い

彼女の中の鬼の正体は茨木童子

色々な説があるが、血を好む性質があることと巨体であることを恐れられたという点から、どこか己に似ている風花の身体に目をつけていた。
今回の事件がきっかけで、彼女の体内に入り込む事が叶う。

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