容姿・経歴・その他メモ

髪：薄茶（覚醒で色素が薄くなった）
目：黒

神崎エンタープライズ御曹司。

父は厳しく、また家族内で唯一発言権を持つ存在。
息子も駒としか思って無く、望み通りに育たないと如何なる手を使ってでも意思を屈服させてくる。
母は早々に折れ、空気の様な存在。

頭の良い兄とは違い、隼人は出来が悪かった。
机に嚙り付いて、平均点を超えるか否か程度。
父の期待にそえず、理不尽な罰を受ける。

そんな隼人を父から庇う為、兄は反抗し続けた。
（【覚醒：渇望】、父から自分と隼人を守る力。ノイマン）
隼人にとって兄は唯一の味方であり、心の支えでもある。

小学生のとある夜、自分は走っていた。
何故かはわからない。疲労で縺れる足を恐怖が突き動かし、屋敷から逃げていた。
（兄がジャーム化したのを目撃、恐怖と絶望で逃走→記憶喪失。）

何処まで走ったのかわからない。
気付いたら見知らぬ施設にいて、オーヴァードだと説明され、UGNチルドレンになった。

その日から兄が変わった。
父を牽制し、隼人に関わらない様守ってくれる。
けれど引き換えに、色々「お願い」する様になった。
潜入捜査が主だが、どれも異能を使わなければいけない様なものばかり。
（ノイマン故、隼人が覚醒した事を言われずとも理解している。）

ちゃんと熟せば、兄は以前の優しい兄のままだ。
唯一の家族のお願いを、聞かない訳はない。
（【衝動：解放】隼人も解放しようとしている。）

兄のお陰で、自分は表面上平穏な生活を送れている。
兄と２人暮らしでマンションに住んでいる。
自分の学力にあった、近くの高校の普通科に通っている。
その為、自分が御曹司だという事を隠して過ごせている。

桜井は高校のクラスメイトだ。
休み時間中に暇つぶしにアプリを遊んでいるのを見て、自分も遊んでいると声をかけて来た。
普通の幸せを与えてくれる、初めての友人。
放課後のゲーセンで2人で自棄になって取った、
別に欲しくも無い兎のクソデカぬいぐるみは、自分の部屋に置いてある。
案外抱き枕として悪くない、、、名前は桜井がつけた「田中さん」

兄と平穏に暮らせるよう、桜井とバカな事で笑えるよう、今日もこの日常を守る。

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