容姿・経歴・その他メモ

概要・経歴

　夢見市にあるＵＧＮ支部に所属するエージェント。

　レネゲイド拡散以前にＦＨの人工的にオーヴァードを作り出す実験によって誕生した。
　ＦＨ研究員の遺伝子から大量に生産された個体のうちの一人にして数少ない成功例。大半の個体は覚醒の負荷に耐えきれずジャーム化した。覚醒した個体も微弱な能力しか有していない出来損ないだった。結果、実験は非効率的と判断され凍結された。

　生まれた個体には能力強化と戦闘訓練が施された。
　度重なる実験と繰り返される訓練、そして実践に投入され使い捨てのように酷使される。
　そうして実験によって生まれた個体の数はついに二人だけになる。
　それがツキとホシという二人の少女だった。二人は特別優秀な個体というわけではなかった。そんな彼女らが生き残ったのは、二人の間に特別な絆があったからだ。強く互いを思いやる気持ちが彼女たちを繋ぎとめていた。

　しかし、そんな二人の関係は長くは続かなかった。
　二人が15歳の時、ホシはレネゲイドの異常活性でジャーム化してしまう。衝動のままに周囲を破壊し尽くした後、ツキの手によって殺害された。
　二人が所属してたセルは崩壊し、事態の収拾にやってきたＵＧＮによってツキは保護された。

　二人の間に芽生えた絆が“愛”だということに気付いたのは、ホシが自分を殺してほしいとツキに願った時だった。

性格

　のらりくらりとした調子で掴みどころのない性格。
　あまり本心を語りたがらず、おどけた態度で人と接する。

一人称：私
二人称：君
好きなもの：煙草、紅茶
嫌いなもの：午〇の紅茶

愛について

　かつて愛していた人をその手で葬った。
　非日常に身を置く自分には程遠いものだと諦めている。

能力

“蒼褪めた弾丸(ペイルバレット)”

　ソラリスシンドロームの能力で生成した腐蝕性の強い液体を右手の人差し指から射出する。
　命中した箇所は月季のレネゲイドに侵され黒く変色し、内側から対象を蝕んでいく。
　モルフェウスシンドロームで簡易的な薬莢を作成することで銃火器による射撃に用いることも可能。しかし、銃本体を腐蝕してしまうため継続しての使用は困難。

“赤熱する弾丸(レッドバレット)”

　ソラリスシンドロームの能力で生成したレネゲイドを活性化させる液体を左手の人差し指から射出する。
　活性化の度合いは薬液の配分によってある程度自由に変更できる。ただし、当然効力を高める程にレネゲイドは自身を蝕む。
　戦闘で使用する際は対象と自身に負荷を掛けないように効果は抑えている。

セッション履歴