容姿・経歴・その他メモ

概要

　アンドロイド特殊対策機関-ＵＧＮ-のエージェント。現在は株式会社ＦＨの研究施設に研究員として潜入している。

　笑顔で物腰柔らかな女性―――を装っている諦念的な厭世家。
　仕事には真面目に取り組む、というかそれ以外に自身の存在理由を見つけられていない。

　オリジナルの筑波嶺 槿はＵＧＮでも優秀なエージェントだったらしく、保護された槿は歓迎された。それと同時に彼女の代わりを果たす重責を背負わされた。

　筑波嶺 槿の代わりとして任務に従事する毎日を仕方のないことだと割り切って生きていた。そんなある日、潜入したＦＨの研究施設でヒナと出会う。

　オリジナルの形見であるロケットを肌身離さず所持しているが、首から下げることは決してしない。中にはオリジナルの筑波嶺槿と月下薫の仲睦まじい様が収められた写真が入っている。自己の定義が曖昧な槿にとっての代替品。

一人称：ボク、私
二人称：キミ、あなた
好きなもの：ハンバーガー、ビール、読書、ひとりの時間
嫌いなもの：フランス料理、ブラックコーヒー

過去

　6年前に月下 薫(ツキシタ カオル)という女性の手によって生み出された筑波嶺 槿(ツクバネ アサガオ)の複製体の成功作。
　オリジナルの筑波嶺槿は月下薫の恋人で、危険なＦＨとの戦闘の際に彼女を守るために能力を酷使してジャーム化してしまい、ＵＧＮの手によって殺害された。大切な人を喪った月下薫もまたジャームとなってしまう。ジャームした月下薫は筑波嶺槿の遺体を奪取して逃走する。彼女の細胞から、彼女を作り出す。月下薫の妄執の末に槿は生まれた。
　月下薫との生活もそう長くは続かず、ＵＧＮに捕捉されて拘束、槿は保護された。

　自分を通して筑波嶺槿の影を見ている月下薫との生活は、次第に槿に自己の存在理由を見失わせていった。
　ＵＧＮに保護された後も、優秀だったオリジナルと比較され、彼女の代わりとして任務に従事する毎日を強いられた。そうすることでしか自己を確立できなかった。

武装

『ＩＣＡＲＵＳ(イカロス)』

　オリジナルの筑波嶺槿が使用していた多目的特殊射撃兵装。
　高度な射撃統制能力が必要であり、オリジナルの能力を引き継いだ複製体である槿にしか使えない特殊な武装。
　一対の翼のような形状で電磁力で浮遊している。羽搏きによって舞い散った羽根が対象を死角から貫く。
　広範囲殲滅能力も備わっているが、排熱や弾数の関係上、使用回数は2回のみと制限が存在する。

履歴

セッション履歴