容姿・経歴・その他メモ

平凡な外見の小学生。おっとりした性格で内省的。喧嘩は嫌いで、他人をからかったり冗談を言うタイプでもない。
学校での成績も平均、人間関係もつかず離れずほどほど。女の子にモテるわけでもない。
プライベートの時間は両親が残した書斎での勉強や、運動に費やしており、娯楽という概念は知らない。
幼少時父の死を経験し、以後母とは仕事上疎遠関係。以後は親戚の家に引き取られた。
住まいが僻地にあるからか周囲の閉鎖感に辟易しており、そのため母を探す足がかりにＮ市へ上京してきた。


「人とわかり合うことを諦めたくない」という言葉を残し死んだ父のことは尊敬しつつも理解に苦しみ、自分はそのような大人になれるのかという欺瞞も抱く。
「人の為に生きなさい」という母の教えを厳守し続けることにより、自分よりも他人の安否を優先する性格に育つ。
しかし一般人程度の感性倫理観止まりでしかなく、自己犠牲精神までには到らない。

オーヴァード化により内に抱いていた両親への感情が肥大することに。

●能力
第２の肉体となる４ｍ程の着ぐるみ。
鎧やロボットかも知れない。２足歩行で人型。

父の形見をレゲネイド能力により変換・再構成した特殊合金による人工筋肉。精神力により構成維持。
発動時周囲に分割された装甲が具現化され、使用者を核に胸から身体が構成されていく。
五感はそのまま、当たると痛いけど人間時よりもダメージに耐性ができる。
レゲネイド能力による高速戦闘と射撃を得意とする。
使用者本人は怪物的な外見や、生身で戦う他能力者とは違う偽りの体と称し快く思っていない。
しかし、これがなければ大切な人達は守れない。



※以降はセッション後編集したいと思います。

履歴

父母共にＵＧＮの重鎮だったが、コードウェル博士の帰還による大型支部壊滅事件で父が死亡。
以降母は父の人間とオーヴァード間の共存願望を否定し、イツリを親戚の家に預けて自分達ＵＧＮとの接点を絶つ。
それは世界の現状、他人との意思疎通への諦めである。
しかしＦＨの進行に備え自己防衛はできるよう、無意識下で戦闘訓練をさせていた。書斎がそれ。
子供だけは戦いやオーヴァードとは無縁の世界で平穏に生きてほしいという、強い願いは自己満足であり
本人に『ずっと良い子でいてほしい』というレールを強制する形となった。
現在の彼は自分の人生や幸福を見出せてはいない。自覚しておらず教えられた滅私奉公の精神の元動き続けるだろう。

良く言えば寛容な親思い、悪く言えばプログラムされて動くロボット。

セッション履歴