容姿・経歴・その他メモ

【概要】

特務執行部隊(スレイブハウンド)に配属されたばかりの新人隊員。両手足を欠損した元UGNチルドレンの少女。

罪状は『裏切り(ダブルクロス)』。
密かにFHと内通し内部情報を漏洩していたとされ、以前に所属していた部隊はFHの奇襲により彼女を残して全滅している。
だが、その際に彼女自身もFHに裏切られ重傷を負っている。
その後、UGNの別部隊によって拘束された彼女は部隊壊滅に関する罪状から、新型ギアスレイブ(GS)の試験者及び被験者(テスター)として特務執行部隊(スレイブハウンド)への出向が命じられた。
その際に名前やコードネームなどあらゆる情報を抹消され、戦死者としてUGNデータベースに登録されている。

GSの技術を応用した軍用義肢を身に纏い、言葉少なげに任務に従事する現在の彼女は異名(いみょう)通りの名無しの死者(ジェーン・ドゥ)である。

【容姿・性格】
一人称：僕
二人称：貴方/貴女
三人称：彼、彼女など
基本的に口調は丁寧で大人しい。

誕生日：不明
好きなもの：キレイな海・山、銃火器、映画(特にアクション・ホラーなど)
嫌いなもの：空気の汚い場所、リスザル、ホラー映画によくあるお色気シーン
好きな食べ物：十割蕎麦、讃岐うどん、尾道ラーメン、ホルモン焼き
嫌いな食べ物：生野菜(特にピーマン)
趣味：アウトドア、映画鑑賞、読書
特技：釣り、テントの設営、バーベキュー
苦手：絵描き(ドヘタ)、ちょうちょ結び

癖のつよい灰色の髪(実験によって変色)、真紅の右眼にブラックドッグの技術を利用した灰色の内蔵義眼の左眼。
顔付きはやや幼いながらも整っているが、現在は無表情気味。
使用するGS：ジェーン・ドゥに適応するため両手足を切断されている。
任務外では赤錆色の機械義肢を使用しているが、元々GS用の技術を応用したもののためサイズが大きく、重い(義手は片腕約12kg)。
その為、義手に関しては必要がない場面では、外すか片腕のみ装備している。

沈着冷静、まるで機械のように寡黙に任務を遂行する性格。

【能力】

ノイマン/ブラックドッグのクロスブリード。
ブラックドッグによる生体電流操作により複数の銃火器を制御、それをノイマンの戦術思考に則って行使する射撃型オーヴァード。
チルドレン時代の経験からか多種多様な銃器の扱いに精通しており、現場調達した武装も問題なく使用できる。
四肢を失う前は二丁拳銃による戦闘を得意としていた。


[GS：ジェーン・ドゥ]

正式型番：UG-Y00 JaneDoe
全高：1.68m

量産試作型ギアスレイブ。
GSはUGN・FH問わず、ほぼ全てが個人特注品(オーダーメイド)である。
僅かに存在する量産品は単純な劣化品であり、GS以外を相手取るならともかく、GS同士の戦いにおいては性能不足から数合わせの役割に落ち込む事が多い。
そんな状況を打破する為、UGN Rラボ所属のワイアルド博士の主導によって開発されたのがGSジェーン・ドゥである。

ブロック構造を採用し、コアパーツである胴体を中心に腕部・脚部の換装を実現している。その為、個人特注品(オーダーメイド)と比べて装着者とのフィッティングが容易で、四分の一の費用で初期調整が可能。その上で性能も個人特注品(オーダーメイド)と遜色ないレベルまで高められている。

無銘墓標(ジェーン・ドゥ)の機体は、彼女のノイマンシンドロームに合わせて両肩にサブアームを追加し、両腕と合わせて最大四丁の銃火器を同時使用可能。脚部に増設された電磁力式飛翔機構によって、有効射程距離のキープも容易となっている。
基本武装は両腕のGS用試作アサルトライフルに、軍用ヘリから転用したチェーンガンを左肩部に装備している。

──欠点はブロック構造を採用しつつ、1.7m弱まで機体サイズを縮める為に内部空間の容量が極端なまでに削られていること。
特に手足のパーツは内部機構の関係上、装着者の手足を収納するスペースが存在しない。
その為、現在のバージョンでは装着者の手足を切除し、強引に機体内部へと収納している。

開発チームでは、機体性能を維持しながら内部スペースの改良を行っていく派閥と、装着者の肉体をさらに縮小することでより高性能化を目指す派閥に別れて議論が続いている。

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