一人称：あたし（私）
二人称：あなた、君
口調：～よ、〜でしょ、〜じゃない？

砕けた女性らしい口調で話す。状況に応じて敬語も使い分ける。
本来はネガティブで内向的な陰キャな性格であるにも関わらず、イージーフェイカーにより取得した完全演技によって陽キャを演じている。（詳細は設定一覧に記載）
本来の一人称は"あたし"ではなく、"私"。素が出ている時は私になりやすい。

挨拶1「ルーナ・ティークニーよ。よろしくね」
挨拶2「気負わない、気負わない。あたしを反面教師にして、頑張ってくれたまえ。後輩たち♪」
好感度（弱）「やっほー！元気してる？毎日明るく元気良くが、人生をエンジョイするコツだよ♪」
好感度（中）「あなたって、時々すっごく眩しく見える時があるんだよね。どういう時かって？それはね―――……ナイショ♪でも素敵だなって思うよ、ふふっ」
好感度（強）「なんだか普段と様子がちがう？―――……そうかもね」
プライベート「今日は絵を描きに行くつもりなの、風景画。絵を描くのは楽しいし、心が落ち着いて良いわよ♪」
ビジネス「はーい、お仕事ね。面倒くさいけどやるからにはちゃんとやるつもりだから、さくっと終わらせよっか」
会話1「これ？マリア先生への差し入れだよ。ビールにワインにカクテルに、えいひれに柿ピーにジャーキーにチーズにイカくんに―――……ん？ノンアルだからセーフセーフ♪」
会話2「恋愛かぁ…あたしはあんま興味ないかなぁ。なんでって？そりゃああたしは自由を愛するさすらいの一匹猫だからよ♪」
会話3「好き勝手やるのは良いけど、人様に迷惑をかけるのはだめでしょ？だからぶっ飛ばすね、喧嘩両成敗♡」

名前の由来はそのまま月(ルーナ)。
またルーナ・ティークニーを縮めてと読むと狂気を意味する"ルナティック"になる。
この狂気(ルナティック)には2つの意味が込められている。
一つはルーナ自身が宿している強い"被害妄想"。
もう一つは生きていることが辛くてたまらないのにも関わらず、弟の遺言を理由に"完全演技"によって無理に明るく振る舞うことでなんとか生き続けているというイカれた在り様から。

またルーナ・ティークニーは偽名であり、この名前を考えたのはルーナ自身。
今の自分を表すのに適切な名前だと思う一方で、少し厨ニ的な意味合いを込めすぎたことを内心で少しだけ後悔している。

本名はディアーナ。
ローマ神話における12人の最高神の一人、月を司る狩りの女神ディアーナが由来。またディアーナは、ギリシア神話におけるオリュンポス十二神のうちの一人、アルテミスに対応する。

狩りの神なら弓を武器にすれば良かったやん…と後になって気付くも後の祭り。もうプラチナで散々弓キャラやったし、ミア自身がぶっちゃけ射撃よりも白兵のほうが好きだという理由で弓は犠牲になったのだ…。あくまで名前の由来という意味で引用しただけの設定なので致し方なし。

コードネームは月光(アフターグロウ)。
アフターグロウは残照という意味。
月は太陽の光を受けなければ自分では輝けないもの。弟(太陽)を亡くした自分はもう輝くことはできない、それでも輝き(生き)続けなければならないなら、弟と過ごした想い出(残照)に縋るしかない。
…という、ルーナ自身の皮肉がこれでもかと込められたコードネーム。

改めて思うけど、こいつめっちゃ愛が重い上にめんどくさい性格してるな…。

ルーナは1体目(オリジナル)を含めて、29体目の素体にあたる。
"29"という数字がどこから来たかというと、月の満ち欠けの周期が約29.5日であることから。
月齢29。新月になる直前、即ち今にも命が消えてしまいそうな薄明かりという意味合いを込めた数字。

余談だが、満月（月齢15前後）より後、月齢15前後〜29までの月のことを有明月(ありあけづき)とも呼び、名前の由来は、「夜が "明"けても、まだ空に"有"る月」の意味からきていると言われている。

ルーナが所属していたFHセル、イタリア・ローマ近郊にあったとされている。
名前の由来はローマ神話に登場する12人の最高神の総称から。

ぶっちゃけ月の要素と、12種類の衝動とが噛み合う何かを探していたら上手いこと見つかった言葉。やっぱり神話は厨ニの原点。

12人の少年少女を基にした複製体を量産し、"衝動"に関する研究と実験（後述、Aenēās(アエネーアース)）を続けていた。ディアーナ（ルーナ）とアポロのオリジナルは唯一、姉弟という血縁関係にあり複製体であっても血の絆は残り続けお互いを大切に想っていた。

"妄想のディアーナ"（ルーナ）、"自傷のアポロ"、"闘争のマルス"など。それぞれ衝動と最高神の名前を噛み合わせた存在が12人いた事になるけど、ぶっちゃけ設定上必要になるのはこの3人だけなので他の9人は全く考えてない（

Dii Consentes(ディー・コンセンテース)で行われていた、衝動に関する研究や実験の通称。

名前の由来はウェルギリウスの叙事詩『アエネーイス』の主人公。英雄アエネーアースより。トロイア戦争後、イタリアに渡ってローマ建国の祖になったとされる人物。

衝動の度合いを調整する技術を確立しており、実験の過程で死ぬのは当然、暴走してジャームとなれば殺す、思わぬ成果が得られない場合も処分するなど。
それぞれの素体の衝動を調整し、非人道的な研究を繰り返していた。

目的は、オーヴァードの暴走やジャーム化を引き起こす原因である衝動を完全にコントロールすること。しかしそれはオーヴァードを救うためではなく『ノーマルやオーヴァード以上の存在へと至る、人類の新たな進化を求めるため』というものだった。

そして度重なる実験と研究の結果、強い妄想衝動(被害妄想)を抱えながらも、暴走することなく生存し続けるサンプルが完成する。それこそがルーナ。

しかし複製体たちはあくまで実験体に過ぎなかったことから、予め約20年の活動限界時間を設定し造られていた。
そのためルーナを対象とした20年の観察の終了後、30体目の新たな"妄想のディアーナ"を造り、本格的に人類進化のための研究を開始する予定だった。
が、その目論見は"闘争のマルス"によって破算することとなる。

エンジェルハイロウ/ノイマンのクロスブリード。金髪赤眼という特徴を持ったルーナの弟。厳密にはオリジナルのディアーナとアポロが姉弟関係にあった。
自傷衝動は最も制御が困難な衝動の一つであったことから、ルーナがDii Consentes(ディー・コンセンテース)に所属していた16年の間にも、多くのアポロが命を落としている。

明るく前向きで外交的な陽キャと素の性格のルーナとは対象的な性格をしていた。
しかしそれは、"生きていたくない"という自身の自傷衝動を誤魔化すため。そんな衝動(想い)を抱かずにはいられない自分の本心をルーナに明かさないために、"完全演技"によって演じていたものだった。

闘争のマルスが引き起こした内乱の際、ルーナを庇って炎に焼き尽くされ命を落とす。死の間際、衝動から解放され―――

『やっとわかった…俺は本当は生きていたかったんだって…。だから、姉ちゃんは…俺の分まで……幸せに、生き…て……』

という、"呪い"の言葉を残して。

サラマンダー/オルクスのクロスブリード。浪人のようなボサボサの髪が特徴だった。
数多の衝動の調整の過程で突如発生したイレギュラーであり、セルへの反乱を引き起こす。策謀と高い戦闘能力でまさに軍神を思わせる大立ち回りを見せ、アポロを始めルーナを除いたすべての実験体、Dii Consentes(ディー・コンセンテース)のセルリーダーや職員を殺害し、セルの崩壊を招いた。
　
その衝動の通り、超が付くほどの戦闘狂。しかしその一方で"この世のすべては幻"と断じるほどに虚無的な性格。

マルスが求める闘争は"ただ強い相手と戦えれば満足"という単純なものではなく。"徹底的に命を捨てた死闘でなければならない"というもの。
マルスが真に魅入られ、求めているのは「勝利の快感」でも「強敵と戦う手応え」でもなく「殺し合いの果てにある"死の境地"」そのものであり、「自身が満足できるほどの闘争の中で死の境地へと至り、その充足感の中で死にたい」という自分が"生きている"ことを実感したいという欲望が根底にあった。
つまりマルスもまた自身の生まれと衝動に呪われた、Dii Consentes(ディー・コンセンテース)の被害者といえる。

事実、アポロをルーナの目の前で焼き殺したのはルーナの闘争心や憎しみを引き出すためのもの。
後に、復讐心に駆られたルーナとの決闘の中で殺され命を落としている。

ミア「復讐者使いたいけど、復讐対象がCPに影響与えかねないような設定にはしたくないな。せや！もう過去に殺してることにしよう！これでスッキリ解決や！」
アリス「復讐者ってロイスに復讐対象を設定しないといけないわ」
ミア「…………………」
ミア「もう死んでる相手をロイスに取って良いですか…？」
アリス「良いよ（寛大）」

やっぱり復讐者選んだのが間違いだったのでは？復讐者のためにこんなに過去設定が長くなったし…（そうだよ）

ルーナの根幹を成している衝動。妄想衝動は心の中にわき上がる想像、イメージが心と精神を支配するものであり、ルーナの場合それは幻覚となって現れる。
レネゲイドの浸蝕に苛まれていない平時であっても、ただ当たり前に話している相手、笑いかけてくれる相手、視界に映っているだけの赤の他人ですら、ルーナには危害を加えようと襲いかかってる幻覚が見えるのである。Dii Consentes(ディー・コンセンテース)では、これを"被害妄想"と定義していた。

さらに戦闘などによってレネゲイドの浸蝕が加速すると、ルーナの見える世界は深紅以外の色を失っていく。深紅は繋がりの色にして、喪失の色。すべてが自分を傷つけるように幻視してしまう世界の中で、世界に対し、あるいは個人に対して振るわれる復讐の一閃。それが赫だけに染まる世界(パーフェクト・レッド)である。

ルーナが生きることを苦痛に感じている最大の理由がこの"被害妄想"であり、この衝動のせいで誰一人心から信じることができず、また唯一心を許していたアポロを永遠に喪ったことから、大切な人を喪失することを何よりも恐れる精神的外傷(トラウマ)になっている。そのため、完全演技をしていなければ他人と接することができないほど。
同時に本来の自分とは真逆の性格を演技をしている精神的疲労から逃れるために、絵やピアノなどの芸術に没頭し、そして酒に溺れている。ルーナが酒を好むのは、酔わなきゃやってられないからとのこと。
ルーナにとってこれらの趣味、そして酒は精神安定剤の役割を果たしているのである。

またルーナは気さくに振る舞う反面で、決して他人に踏み込みすぎないよう距離を保っている。
例として顕著なのは人の名前の呼び方。特に同年代に対しては下の名前で呼ぶものの、必ず"くん"、"ちゃん"などを付けて呼び決して呼び捨てにすることはない。もしルーナが誰かを呼び捨てにすることがあるとすれば、それは心を許している証になるが、そのような相手が出来る可能性は極めて低い。

ラッピーちゃんで殺戮、チナちゃんで飢餓、リアで増悪を描いての衝動ガッツリ描きたいシリーズ第4弾。
妄想衝動か〜どんなのにしようかな………せや！被害妄想なんて言葉があるな！
と閃いてしまったのが悪かった。気付いたら自分の趣味を押し出した結果、こんなキャラ造形になってしまう始末。
まぁ…上辺だけは光属性っぽいムーブするだろうからセーフセーフ（本当か？）

ルーナが使用する武器の名前。手首を切り、自らの血を糧に生成する身の丈ほどある巨大な鎌。

名前の由来は"妄想する"を英語で表したfantasize(ファンタサイズ)から。それに"鎌"を英語で表したscythe(サイズ)を噛み合わせている。

またベートーヴェンの月光の原題、幻想曲風ソナタ("Sonata quasi una Fantasia)も由来の一つである。

手首を切る、あるいは爪を立て掌を強く握りしめることで生成するナイフの形状をした宝石。

ヘリオトロープの別名はブラッドストーン。その名の由来はギリシャ語の"太陽"を意味するhḗliosと"戻る"を意味するtrépeinから"太陽を呼び戻す石"の意味を持つ。

石言葉は"勇気"と"救済"。

―――この衝動(妄想)で、誰かを救えるのなら。

ルーナの趣味の一つ。
理由は絵を描いている間は、誰とも触れ合わずに、ただ目の前の景色だけに意識を集中していられるから。同じような理由でピアノや、読書なども趣味にしている。

また浸蝕が加速した際に見える、深紅だけに染まった世界に対して忌避感を抱いていることから。緑や青などを多く使える美しい景色を描く風景画を特に好んでいる。

ルーナが好んで弾く有名なピアノ・ソナタ。コードネームと武器の由来となっている。
正式な原題はピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2幻想曲風ソナタ("Sonata quasi una Fantasia)。広く有名なのが第1楽章だが、実は第3楽章まで存在する構成となっている。
ルーナはこの曲を自分自身と重ねており、暗く繊細な曲調である第1楽章を"過去"の自分。陽気ながらもどこか狂気を滲ませる第2楽章を"現在"の自分。そして狂気を隠そうともしない激しく荒々しい第3楽章をあり得るかもしれない未来の自分として定義している。

そのためルーナが好んで弾くのは第1楽章のみ。演技に疲れた際、本来の自分に戻るため、そして過去の想い出に浸るために第1楽章を弾いているのである。

ルーナが所持している想い出の一品。アポロの形見であり、左手につけている。

ブレスレット→"執着"を意味する。
金色→"太陽"を意味する。
左手→"精神"の安定を意味する。