容姿・経歴・その他メモ

『孤児院のみんなのお友達！
楽しい時も、悲しい時も何時だって君達の側にいて、黙って話を聞いてくれた縫いぐるみのお友達！
迎えた子供も、見送った子供も数知れずいつだって君達の幸せを願ってる！
どんなに怖い事があっても、彼が一緒にいればへっちゃらさ！
…………クソッタレが』

孤児院の子供達の空想から生まれたレネゲイドビーイング。
それは、子供達から取り合いになるほど人気だった縫いぐるみ。それは縫いぐるみを元ネタに孤児院の誰かが考えたヒーローの落書き。それは子供達の想念。
庇護者を求める集合意識から生まれた、子供達のヒーロー。
彼の存在意義は子供達の笑顔と幸せであり、悲しい顔で孤児院を訪れた彼らが、いつか自分を必要としない程に幸せを手に入れて笑顔で孤児院を出ていくことが何よりの幸福だった。
が、爆破テロによって多くの子供が亡くなった事によりレネゲイドビーイングとしての自身を構成していた格が変質してしまった。
庇護対象を失い、復讐に囚われた狂人となった彼は人間・オーヴァードを問わない私刑執行人、悪党専門の通り魔になり下がる。
子供に対する実験を行なっていればUGN・FH問わず施設を襲撃するようになった彼は壊人（怪人にして異常者）と呼ばれ始めた。
1年に及ぶ殺戮が続いた頃、都築京香と邂逅。
都築京香の容姿が幼い事から庇護対象であると認識した彼は都築京香からの引き抜きにのりゼノスへ所属した。
都築京香は彼を制御するべく子供の容姿をしたレネゲイドビーイングの護衛という役割を与えている。
役割という楔がある限り、彼が暴走を起こす事はない為である。

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