▼身体検査
身体機能：並
レネゲイド反応：強
備考：
能力の有効範囲が非常に広い。その上知覚能力も高いため、実質的に学園全土が射程圏内と言える。
反面、身体的には一般的なオーヴァードと変わりない。

▼経歴
家族構成：父（母親は死去）
レネゲイドには母体経由で感染した模様。
だが、元々病弱だった母親は出産と共に死去。生誕時にはオーヴァードであったため、父親単独での育成は困難を極めた。その結果、両者合意のもとでUGNが保護。
以降は〝学園〟に移籍、寮で暮らすことになる。長期休暇中は実家に戻っているようだ。

▼その他
・胎児期に母親ごと誘拐されており、オーヴァードへの覚醒と高すぎる能力はその際の実験の影響と思われる。誘拐犯の所属は不明。推定、FHかステイト・オブ・グレイスだろう。

能力の及ぶ範囲が非常に広大。視界に映るものならなんでも標的にしてしまえるため、奇襲・迎撃共にトップクラスの能力を誇る。

アリカはその強すぎる能力が故、非常に幼い頃から〝学園〟に在籍させられていた。暴走時の被害が大きすぎるためだ。
当初は親にも見放されて塞ぎ込み、誰にでもキツく当たることの多かったアリカだが、とある高等部のオーヴァードたちに出会った影響で、なんとか穏やかに暮らすことができていた。
やさしい上級生。時には問題も起こるけれど、笑顔の絶えないクラスメイト。オーヴァードと一般人の垣根なく手を取り合う夢のような場所で、アリカは少しずつだが笑えるようになっていた。
───〝学園〟が分裂するまでは。

〝どうしてみんなケンカしているの？〟
〝どうしてみんなバラバラなの？〟
〝やめて〟
〝やめて〟
〝せっかく居場所を見つけたのに〟
〝とらないで〟
〝こわさないで〟
〝この場所まで、こわさないで───〟

アリカの願いは虚しく、かつての楽園からは想像もつかないほどに〝学園〟は変質してしまった。
自分勝手な大人たち。好き勝手に暴れ回る生徒たち。『多様性』だとか『自主性』だとか、頭の良さそうな言葉を並べ立てて、手を取り合うことを忘れた生徒会。
〝学園〟に居場所を見出した少女は、そのすべてを嫌い、憎むようになった。

……世界の変化はどうあっても起こるものだ。
かつての体制に限界があったことも、負担が大きいことも事実だったのだろう。
だからこれは、仕方のない変革だった。

───けれど。
仕方がなかったで納得できるなら、人間はもっと賢く生きられただろう。

コンセプト
→最強格にふさわしいつよつよデータ。

ほしいもの
▼《神の眼》《R：エンジェルハィロゥ》（35）：回避　は　楽しい。余裕あれば《血霧の盾》や「Rバランサー」も。
▼《ストライクミラージュ》《不可避の魔弾》（30）：どちらか片方でも。カバーリング不可はシーン攻撃と相性が良い。……あれ、これアカデミアで見たな？
▼《戦いの予感》（15）：先手は取るに越したことはない。
▼《滅びの一矢》（15）：ダイスが少なめなので。
▼「†エクスライフスキル」（25）：〈射撃〉か〈知覚〉を選択。固定値はつよい。
▼ひたすら【感覚】を伸ばす（×10）：【行動値】もダイスも増える。実は悪くない。