容姿・経歴・その他メモ

履歴

【概要】
人当りも良く至って穏やかな人柄。明るく素直で学校でもそこそこ上手くやっている。母子家庭で育ち、母の為にと練習した料理の腕前は家庭料理の程度であれば十分に過ぎる程度。得意科目は国語と家庭科、苦手なのは数学という一般的な一般文系人そのものである。最近ちょっとカンが良くなったり体育が得意になったり、動物と会ったらなんだかお腹を見せてくれるので嬉しい。

【本性】
幼いころから不思議と『血液を舐めるとゾクゾクする』癖を持っており高校生に至るまでに熟成されたそれは秘められた食人願望として開花しつつある。人の血潮のしょっぱさと、鼻腔から抜ける鉄臭い香りを無意識に嗜好しており、無意識にそれらを避けようとする。そういった嗜好をもつ自分はどこかが人食いの怪物なのでは？という潜在的な疑問はオーヴァードへの覚醒を経て彼をホンモノの人食いのバケモノへと変じるに至った。巨大な肉体と、アンバランスな程に伸びた鼻梁部は彼の望む『食事』の為に耳元まで裂けるように開く。一口食べた時から喜悦に歪んだ口元と目元は彼が人ならざるモノへとなってしまったことを残酷にも突き付けている。

【戦闘】
黒い犬のような巨大な獣に変じる。巨大な胴体に対して、なお長大と言えるアンバランスな頭部を持ち耳元まで裂けるほど巨大な顎を持ち隙あらば敵を喰らい、飲み込まんとするバケモノ。血液や悲鳴に反応して敵への捕食行為を行う。

【備考】
可愛いものへの攻撃性をキュートアグレッションと呼び、対象への締め付けや噛みつき、食べてしまいたくなるような衝動の事を言う。一説によれば、狩をする際中の動物は獲物に対して可愛いと感じている、という話もある。
彼自身の衝動は性欲と食欲と愛情が未分化で混ざり合ったモノである。

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