顔立ち

俯きがちなのであまり気づかれないが素材は良い。
実はイケメン美人系の顔立ち。

髪

赤みのある髪をダブル三つ編みおさげにしている。
美人系の顔に子どもっぽい髪型がアンバランス。

瞳

若草色で切れ長の瞳。
大きな黒縁眼鏡をかけている。

スタイル

運動していないのが丸わかりの白くてふにふにの手足。
肉付きはそれなり。

服装

はっきりいってモサい。
褪せた色の無難すぎる服を選びがち。

卑屈

正直

どもりがちでテンパった口調になりやすい。

彼女の持つバロールの魔眼(らしきもの)。
濃い赤色の細めの毛糸のような見た目で、糸玉の形で林檎の周りに浮かぶ。
この糸で2つの物体を繋ぐと、互いへの引力が発生する。
2つのモノを引き合わせる事に特化している上、通常の出力は手に持てる程度のモノを動かすのが精いっぱいなので、戦闘には向かない。
やむを得ない戦闘の場合は相手と石などを結びつけることで投石攻撃とするが、オーヴァード相手には心許ない威力。

重力糸は2つのモノを引き合わせる能力を持つが、その真価は「心や想いといった形而上のモノも対象に取れる」ことにある。
糸で二者の心を引き合わせることで和解をもたらしたり、忘れかけた想いを呼び起こす、辛い感情を糸で引っ張り上げて一時的に忘れされる、等の精神操作が出来る。
他者の心に手を入れるのを林檎が好まない為、積極的には使われない用法。

林檎の心象世界。
電力と磁力は根源が同じであることから、電磁力として統一された理論で扱われる。
もしも重力と心の力の根源が同じならば、重心力とでも呼ぶべき新たな力として統一理論を持つはず。
そんな突拍子もない妄想が広がる世界。
全ての質量と心が、等しく万有引力によって惹かれ合う。そのベクトルは糸として世界を満たし、壮大なタペストリーが織り上げられている。
林檎はレネゲイドを使用することで、妄想の断片を重力糸として取り出すことが出来る。

つまるところ、林檎の力は「対象に向けられている感情ベクトルを運動ベクトルに変換する能力」。
彼女の妄想を共有し、同じ敵を見据える仲間がいた場合……林檎の糸は真価を発揮するのかもしれない。