容姿・経歴・その他メモ

どこからどう見ても普通の好青年。穏やかでのんびりとした性格。いつもニコニコと人の良さそうな笑みを浮かべている。
十数年前からUGN本部所属のエージェントとして、各国を飛び回りつつ工作員として活動している。その内容は様々である。(敵対組織への潜入、スパイの調査…etc)
エグザイルのシンドロームによってその都度顔や見た目を変えて生きてきたため、既に本当の顔と名前を忘れてしまった。組織内でも、彼のことを正確に把握している人間は一部に限られる。(知られてしまっては活動がしにくくなるから)

幼い頃から共感力に乏しく、自分の感情の動きにすらものすごく鈍感。なので、よくにこやかな顔をして物騒なことを言って周囲に引かれる。本人は怒りも含みもなく純粋に思ったことを口に出しているだけだが、笑っているせいで余計に怖がられてしまう。また、もともと敵対組織に所属していたからか、未だに信用していないという層も一定数いるようだ。

朴念仁といえば聞こえはいいが、そんなレベルではなく感情論がわからないので、自分の道徳に従って行動している、というよりは拾ってもらったところで精いっぱいがんばるぞー、おー！💪って感じで生きてきた。どちらかというとポジディブ志向。自分の損得より与えられた仕事をきっちりこなすことを大事にするタイプ。ていうか、それ以外に人生に楽しみがない。

そんな彼の人生の目標は一応ある。それは、心から他人に尽くせる人間になることだ。心から他人に共感し、慈しみと愛情を持てる人間になりたい。そうなれたら、きっと今よりもっと生きるのが楽しくなると思う。自分がそれを持てる日はいつか来るのだろうか。わからないが、今はただ、この種だけが持てるこの「人間らしさ」という特権を、羨ましそうに眺めている。

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