あなたの攻撃の対象がオーヴァード(ジャーム含む)の場合、そのダメージロールを+2D10する。この効果が適用されたメインプロセス終了時に、あなたはHPを3点失う。この効果により、あなたのHPが0以下になってもよい。もし、「対象：範囲」などの攻撃で同時にオーヴァードと非オーヴァードを対象とした場合、オーヴァードのキャラクターにのみこの効果を適用する。また複数のオーヴァードを一度に攻撃した場合でも、失われるHPは単体を攻撃した場合と変わらない。
このDロイスの効果はあなたの攻撃に常に適用される。ただし、対象に攻撃が命中しなかった場合、あなたはこのDロイスの効果でHPを失わない。

No.K01 対クッキー種-カウンターリヴァイアサンクッキー-
『RIVAAAAAAAAAAAッ───!?』
目の前の敵が、苦痛のうめきを上げる。
そいつは怪物じみた力と、香ばしい香りを持つ強力なリヴァイアサンクッキーマンだった。
しかし、それがキミが放った一撃によって倒れ、地面の上でのたうっている。与えた傷はさして大きな物ではない。
リヴァイアサンクッキーマンなら、この程度の傷は瞬時に塞ぐことができるはずだ。
だがそいつの傷は癒えることはない。それどころか傷口から生地の崩壊が始まり、再生が追いついていない。
キミの中にあるものは、“リヴァイアサンクッキーを殺すレネゲイド”だ。あるいは自動的に、あるいは憎悪を持って、おやつたるリヴァイアサンクッキーを、天敵たるリヴァイアサンクッキーマンをそしてあなた自身と味方を、潰し、焼き上げ、砕き、捕食せんとする危険な力でもある。
リヴァイアサンクッキーに触れることで、攻性化し、みずからの宿主──キミの身体をも喰らいながら食べるものみな滅ぼそうとする
この力は、いつかキミ自身にもおよぶだろう。けれど、捨てることも、逃げ出すこともできいない。
それが、リヴァイアサンクッキーに選ばれたキミの運命だ。

●解説
あなたの中のレネゲイドが対クッキー種であることを表すDロイス。
あなたの中のレネゲイドは非常に香ばしく、同種の存在、つまりリヴァイアサンクッキーに対してさながらおやつに飢えた子供のように捕食しようとする。
このことから、あなた、そしてあなたの持つレネゲイドは“対クッキー種”と呼ばれている対クッキー種は、同種である他のリヴァイアサンクッキーマンのみならず、みずからの宿主であるあなたの肉体をも傷つけていく。自滅的ともいえるこのレネゲイドは、しかし、対リヴァイアサンクッキーマン戦闘において強力な武器となる。

●効果
あなたの攻撃の対象がリヴァイアサンクッキーマン（リヴァイアサンクッキー含む）の場合そのダメージロールを+3Dする。
この効果が適用されたメインプロセス終了時に、あなたはHPを4点失う。この効果により、あなたのHPが0以下になってもよい。
もし、「対象：範囲」などの攻撃で同時にリヴァイアサンクッキーマンと非リヴァイアサンクッキーマンを対象とした場合、リヴァイアサンクッキーマンのキャラクターのみこの効果を適用する。
また複数のリヴァイアサンクッキーマンを一度に攻撃した場合でも、失われるHPは単体を攻撃した場合と変わらない。
このDロイスの効果はあなたの攻撃に常に適用される。
ただし、対象に攻撃が命中しなかった場合、あなたはこのDロイスの効果でHPを失わない。