容姿・経歴・その他メモ

■容姿
白髪 羊っぽいふわふわ 片目隠れ
緑目 タレ目がち

■シナリオHOバレを含む設定は履歴欄記載

春原 諷荼
すのはら ふうた

諷…そらんずる、遠回しに言う
荼…苦しみ、害毒

イメソン:No Proof

■基本性格
「やめてよ。僕に期待なんてしないで」
「荒事なんて向いてないの。皆野蛮で嫌になるよ」
超絶ネガティブ卑屈根暗陰キャ。童顔。
人と会話するのが嫌いな訳では無いし、寧ろ会話したいけど、何の仕事もせず所属してるだけの自分にとって支部は"居場所"ではない、と感じている。
仕事して認められれば自分の意識も改善出来ると分かっている。けれど仕事はしたくない自堕落。
そもそもUGNという組織もFHという組織も好きでは無い。
生まれながらにして平凡から掛け離れながらも、大した力を持たない自分にイライラしている。かといって努力はしたくない。自堕落(2回目)

■戦闘スタイル
笛の音を風に乗せて遠い場所にまで害毒を届ける。
使用している笛は、生まれ育った研究施設から逃げ出す際に盗み出した、曰く付きの笛。
多分これが無いと研究施設から逃げ出せていない。落ちこぼれなので。

■生い立ち等
研究施設にて、とある人間の複製体として造られた。
オリジナルの記憶なども朧気に覚えているが、自分には全く関係がない……というか関与することが出来ないので、ただ只管に妬ましいと思っている。
オリジナルの家族や友人への記憶でどれだけ感情が募っても、複製体の自分には立ち入る隙もない。故に、ずっと家族や友人や居場所が欲しかった。
複製体の中でも失敗作中の失敗作。能力ではなく、メンタルと思考回路が。自堕落でやる気無し、ネガティブで否定的。生産性のない複製体として邪険に扱われていた。
扱いの酷さに耐えかねて研究施設から抜け出そうとした際にハーメルンの笛を入手し、研究者全員にデバフを盛って運良く逃げきれた。

逃げ切った後は一般人に染まることも出来ず、研究施設に帰ることも出来ず、死ぬ事も出来ず、かといってオーヴァードとして何かをする気にもなれず。
逃げ出す助けとなってくれたハーメルンの笛の音が心地好くて、それを演奏する事だけが生きる楽しみだった。
こんなメンタル状態でジャーム化せずに生き残っていたのは、単衣に研究施設への恨みの感情のみ。
僕に、死ぬより辛い目に遭わせたあいつらを許さない。
僕は弱いから一矢報いることは出来ないけど、絶対生き延びてやる。僕の意志だけは誰も奪うことは出来ない。

履歴

■秘匿含む設定
こんな力使わず一般人に紛れこっそりと生きていきたかったにも関わらず、自分から頼み込んでまで支部に所属させて貰っているという事実については、本人曰く「正気じゃない」とのこと。

人が痛め付けられるのを見ると、自分は"そうなりたくない"と逃げ。
FHがめちゃくちゃな事をしていても"僕に関わらない場所ならどうでもいい"と目を背けて居たのに。

期待と未来を一身に背負わされた子供が、変わらず前に進めるように、少し手助けしてやるか、なんて。馬鹿げている。馬鹿げていた。
実際の所、あの子が心配で支部に来たというのに、あの子はとても優秀で自分の助けなんて全く必要なかったのだから笑い話だ。
「ほんっと最悪。そうだよね、子供だからって僕みたいな雑魚に心配されるほど落ちぶれてないよね」
「僕なんかの助けは必要無いのに、僕ときたらこんな所で何してるんだろうね。はぁ〜……。でも行く宛も無いんだよね……」
等と悪態をつきつつ、それでも(勝手に)乗りかかった船だからと1人前になるまで見守る腹積もりだ。
…………正直なところ、どれだけ強くても優秀でも、春原にとってはあの子が心配で仕方ないんだと思う。本人は認めないけれど。

それでも、研究施設への恨みと笛の音の心地良さだけが日常に戻るための糧だった春原にとって、苺ちゃんは新たな"日常"となってくれたのだな、と思いました。

セッション履歴