容姿・経歴・その他メモ

「──メイガス、『死神』タロット担当。シエルニュア・ノワール。……よろしく」
「人、殺したくないから。だからこれぐらいで、ね？」（能力を弱めて失神させる
「────貴方の言葉、私は素敵だと思う」

大人びた印象が特徴の少女。シンドロームはモルフェウス・ブラムストーカー・エンジェルハイロゥのトライ。能力ルーツと能力詳細は後に記載する。

性格として、歳のわりに大人びていて何事にも驚かないような印象を持たれる。感情表現も薄めで言葉数も少ないが、嬉しかったら深く頭を下げ、感謝していたらプレゼントをしたりなど思ったことは行動に出るタイプ。
諦観の思考が強めで、大体のことは許容するが『人の死』だけは過剰に反応し、これも言葉や表現には出ないが悲しみのあまり立ち上がれなかったり、怒りのあまりそこら辺の壁を壊れるほど殴ったりする。

言葉数が少ないとはあるが、自分の言いたいことや相手への返答はちゃんとする。「……それは好き」「いい事だね」と端的な感じで話す。

素の性格……というより、行動から読み取れる性格はめっちゃ素直な子。嬉しいことをされたら嬉しく感じ、騙されたら悔しがって、嫌なことをされたら怒り、楽しかったらウキウキになる。

一つ、特異的な性格として死生観に特徴があり、いわゆるメメントモリ（死ぬことを意識して、一生懸命生きよう）の思想を強く持っている。能力の関係上、彼女からは「人の脆さ」がよくわかっているため『生きる希望を持たせる』という事に対して非常に評価が高く、逆に『人を殺す』という事に対しては「誰にでもできる事」として認識している。
また、そのことから自分の『死神』としての能力に全くの価値を抱いていない。彼女が価値を感じるのは『人を生かす行動』だけなのだ。

「人を殺すことは、誰だってできるの。私のこんな力は、誰にだって出来る事ができること」
「でも、貴方の言葉は──貴方の生きてきた人生からしか出てこない言葉。それを誇って」

能力ルーツ：ハスター

能力：ハスターの狂気の一つ『希死念慮』の概念を物質上に形成・付与する能力。この能力で作り出した刃に斬られる・霧を吸い込む・液体を取り込むなど『身体に取り込む』事をした場合、魂が一瞬にして希死念慮の狂気に取り込まれて魂自体が死を迎える。
物質上にしている、としているがこれも『扱いやすくするため見た目的に物質』にしているだけで物理的な干渉能力はほぼない。そのためあらゆる物質を通りぬけ、肌に傷跡を残さず、ただただ『魂に死を望ませる』ことで相手を即死させる能力であり、まさしく『死神』にふさわしい能力である。
ちなみに、能力を弱らせて「生きる気力＝精神力」を弱体化させて一時的に行動不能にすることも可能。ノワールはもっぱらこれを使って相手を行動不能にしている。即死級の威力はほぼ使わない。

──過去設定──
元々FHチルドレンであり、ハスターの邪心因子を大量に投入したオーヴァードを作り出す実験に参加していた。その時の過酷な精神汚染の実験で、実験前の過去の記憶を失っている。
しかし、過去の記憶を失っているがゆえに、ハスターの精神汚染への中途半端な抵抗をせずに（本人の素養という幸運も合わさって）ハスターの邪心因子を受け入れて覚醒することができた。
──が、それと同時に能力が暴走。概念上の存在のため壁を通り抜け、触れれば即死する『希死念慮の霧』を周りに漂わせて実験施設にいた全ての人間・オーヴァードを問わず死に至らしめる。

ロザリアに出会ったのは、この事件が起きて1日が立った頃。「自分が外に出たらさらに死人が増える」という認識から施設から出なかったところを、ロザリアに出会って能力制御をその場で教えてもらって制御に成功。そのあとはメイガスに身を寄せ、『死神』のタロットの名を受けることとなった。

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