『システム、オールグリーン』『アンリ、ご命令を』

搭乗機体名：ネヴァーモア
動画内での呼称：シュウ、｜終《シュウ》劇、エンディング担当

『ターゲット確認』『いかがいたしますか』

世界各地を渡り歩いているフリーの傭兵。
当人は報酬次第で如何なる勢力にも肩入れする──例えそれが既に受けた任務の遂行中であったとしても──『独立傭兵』という立場を主張している。
周囲からは信頼や誠実という言葉が欠片も存在しない無軌道に動く異常者として見られているが、それを気にする素振りはない。

黒い羽を散らしながら数多のターゲットを焼き払ったことで｜黒鳥《オーメン》の二つ名を轟かせていたシュウが、なぜ大蔓穂アンリが主導している強奪配信の爆発オチ(もちろん相手を)担当に就任したかは今なお定かではない。
……定かではないがよくアンリにアンチマテリアルライフルを執拗に要求しているところを目撃されている。

『アンリ。先週発注申請を通したアンチマテリアル入荷の目途は──承知しました。吉報をお待ちしております』

元々シュウが有していた『傍らに立つ影』はヴィークルモーフィングが原型となった機体を召喚する性能をしていたが、アンリから譲渡された遺産──当人曰く、可能性を先取りする性質があるモノ──を使用したことで大幅に機体性能が向上したらしい。

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