容姿・経歴・その他メモ

・概要
やや前髪が後退している還暦の男性。そのくせ子供っぽいところがあり純粋で善良、平和主義で争いを嫌う…というかビビり。ぼんやりしていてしょっちゅう自分が行ったことを忘れる。
FHが30年前に行ったとあるオーヴァード化実験の唯一の生き残りにして成功
UGNに所属したのはごく最近の事であり、それ以前は研究者として30年間FH『楽園』セルに所属していた。

・経歴
本名は片桐　誠二。ある田舎町に生まれ育ち28歳の時FHのレネゲイド感染実験に巻き込まれ覚醒。彼以外の被験者30名は家族を含め皆死亡したが事実は隠蔽され、彼自身も記憶処理をされたのか、家族の存在を忘れ自身を孤児だと思い込むようになった。その後上京し、清掃員として働いている時FHの工作員である節子と出会い結婚※1。FHに勧誘され研究者として働き始める。
一人息子の泰風も生まれ楽しく暮らしていたが、52歳の時、所属研究所がUGN京都支部の襲撃に遭い逃走。逃げ遅れた泰風はUGNに連れ去られた。
そこから8年、『楽園』セル内の抗争が始まり身の危険を感じたため少数のジャーム化していない部下と共にUGNに助けを求めた。

・能力
支援特化型戦闘員としてある程度の実力を認められている。30年間もオーヴァードとして過ごしてきたが、戦闘経験は皆無である。彼にとって戦闘は勝手に戦いたがるジャームたちに任せておくものだったのだ。
戦闘訓練の初日は「怖いから嫌だ」「見るだけならまだしも」といい歳してゴネまくり、ついに教官が呆れて見学に止まった…が、不思議なことに彼の見学中は訓練者の能力が大幅に向上した。「僕が見てるとなんか盛り上がるし、応援した方は絶対勝つんです」その言葉を聞いた教官はそれを早く言えとブチ切れた。

・FHでの活動
『楽園』セルの研究員として、レネゲイドビーイング（以下RB）の研究を行っていた。10年前から物語をRB化するRB、トモリの力を活用し民俗記憶を利用した絶滅動物復活などに成功していたらしい。
ただ、『傍観者』としての能力を無意識に発動するせいで彼が見ていないと成功しない、再現性が無い致命的な手法の開発にしか至らなかった。しかも無学なのでノイマンがもたらす思考力に知識が追いついておらず、めちゃくちゃな言葉で示された研究ノートを読み解くのは非常に難解であった。
また、彼は専門の研究以外の事はびっくりするほど何も知らず、UGNが妻の節子が孤児のジャーム化実験を主導していた事は知っているかと問うと、知らないし、孤児の僕と結婚した節子がそんなことするはずはない、と否定した。その他『楽園』セルが起こした数々の事件についても全くの無知であった※2。


「豊鷲見って本名じゃなかったんだ…確かに自分でもカッコよすぎると思ってたんだよね。片桐姓なら息子の名前、泰風より惺風がよかったかも…」

※1
覚醒の原因となったレネゲイド感染実験はFH『楽園』セルの仕業であることが分かっており、同セル構成員の節子が唯一の覚醒者である叡観に接触したのは明らかに計算ずくだが、この男はいまだに妻との出会いはロマンチックな奇跡であると信じているようだ。

※2
本当に何も知らないのか？ノイマン発症者の中にはレネゲイドによってもたらされた思考力に元の思考が追いつかず、本人は考えているつもりがないのに考えている状態になる者がいる。彼もその状態であり、意識の外で加速する思考が不必要だと判断した記憶を排除しているため一部の記憶が無いのだ。自分の言動をよく忘れるのもこの現象のせいだろう。

……無意識のうちに行動を起こすのだから、本人が善良であっても何の意味も無い。彼の良心の呵責など無いに等しいのだ。

履歴

ダイスを振らないスタイル。
行動値の為だけに感覚を伸ばしているが、他の火力型PCより早ければ良いだけなので（普通に感覚型には負けるため、そいつはメジャーで支援するのは諦め、オートで支援しよう）その分を《アドヴァイス》《妖精の手》に使える可能性がある。
重圧はマジでどうしようもないため、リフレッシュを使い切ったら諦めよう。自手番→次が敵の手番で重圧付与となったら1回を除きなにもできない。
敵の前に行動出来る味方がいればそいつにオート支援をぶち込み、行動が遅い白兵/交渉型にメジャーで支援をする。

セッション履歴