女狐(ヴィクセン)の意する偽名
銀髪の腰まで届くくらいのロングヘアの髪型と碧眼
おっとりしてそうな、もしくは冷めたようなぼんやりとした印象の顔立ちの美人。

仕事のデキるキャリアウーマンといった外見通りに外面は凄く丁寧だが、
その実態は色んな企業に入り込んではその情報を盗み出して売り捌く企業スパイ。
笑顔の裏側で「世の中クソです」と考えてる腹黒系女子

自己評価として自分は『平均以上、優秀未満』と捉えており、
平凡な自分に比べて1点でも突き抜けている才能の塊のような存在に憧れを抱いている。

親しくなった間柄や心を許せる仲の相手には少々お口が悪くなる。
またテンパった時も素が出てくるのか美人さんとは思えないような罵倒も口から出てくる。

日本人の父とフィンランド人の母の間に生まれたハーフであること以外は何の変哲もない平凡な家庭で生まれ育ち、"どこにでもいる平凡な優等生"として学生時代を過ごしていたが、ある日FHの引き起こしたテロに巻き込まれてオーヴァードへの覚醒を果たしてしまう。

その後、事件の被害者と言う立場でUGNの保護を受けていたが能力適性や《遺産》との適合性を見込まれてスカウトを受け、"平凡な自分からの脱却"が出来るとの淡い期待もあって流されるままにチルドレンとしてUGNに加入した。

その後、チルドレンとして適合した《遺産》の力を利用した諜報活動を主任務として活動を始めたが任務を通してUGNの暗部などを見過ぎた結果、その方針についていけないと判断して離反を決意。UGN壊滅時に抵抗もせず、どさくさ紛れたまま逃走を続けている（手続き上は行方不明扱いのため家族とも会ってはいない）

FH統治後の現在はUGNでもFHでもないとある"チーム"に所属し、世の中に対する不満と僅かに残ったFHに対する義憤を原動力にFHの掌握する企業の不正などの情報を盗み出しては公表したりその目的を挫くといった活動を行っている。チーム内では数少ないオーヴァードとして正式な訓練を積んだ人間として色んな相談事に乗ったりする相談役のようなポジションに収まっている。

諜報活動に特化した能力となっており、戦闘面は姿を隠した状態からの奇襲くらいしか行えない。CNは自らを評して『ポーカーで言うところのエースのワンペア程度の能力しか持ち合わせていないから』と揶揄したもの。