かなり細身の長身、遠目から見たら幽鬼のようないでたち。
その体形からは信じられないほど隠密行動が得意であり、暗殺やゲリラ戦での奇襲を主とした戦闘を行う。
ＦＨセルでの仕事を請け負う前はその界隈で知られた盗賊団の一員だったようだが、主メンバーの頭目一家が全滅したことで今は解散しているらしくその後は仕事を請け負うフリーの暗殺者、傭兵の仕事をしているようである。
過去を一切話さないし触れられたくもないらしくセル内外問わず何回か問題を起こしている。

情報源がないため推測に過ぎないが、どうやらかつて存在した盗賊団一味頭目の一家の生き残りではないか？という噂がある。
彼の獲物である日本刀には奇妙な紋が目貫の頭に刻印されているらしい。

◆シナリオロイス：『白鯨』メルビレイ
◆推奨感情：好奇心/嫌悪
◆カヴァー/ワークス：任意/FH関係のワークス
◆概要：あなたは、混沌の破壊者である。
あなたは、最早嘗ての面影もない……牙を抜かれた『悪魔』に辟易していた。
波間より現れた───少女のカタチをした怪物は、不遜な態度と共に彼の爪牙を文字通り、平らげて見せたのだ。

「妬ましいだろ？憎らしいだろぉ？ヤツらを超える力が、欲しいだろ～う？」

─────事実、奴はセルを飛躍的と言えるほどに強靭化させた。
UGNに対して惨めに敗走する事も少なくなり、その勢力も活動範囲も格段に向上した。
だが……気に食わないのは、やはり神出鬼没の『白鯨』ことメルビレイの存在だ。
持て囃されてふんぞり返る様など、思い出すだけで反吐が出る。
外付けで与えられた力なぞに、一体何を誇ると言うのか。
燻ぶった力を叩きつける矛先を、あなたは長く探している。