容姿・経歴・その他メモ

経歴

1年ほど前まで、嵜島結音はどこにでもいる女子高生だった。よく笑い、よくしゃべり、よく食べる。友人関係も良好で、成績もそこそこ。しいて言うなら、両親が共働きのため、淋しさには人一倍多感である、くらいだろうか。
そんな、どこにでもいるはずだった一人の少女は、一つの生命と出会い、日常の希薄さをしる。

それは、特別寒い或る冬の日。存在を失いかけていたまだ名もない生命、レネゲイドビーイングと出会う。
その出会いをきっかけに、彼女は非日常へと足を踏み入れたのだった。

性格

明るく、元気。誰にでも分け隔てなく接し、友達は多いほうが良い、とは彼女の口癖。
人とのコミュニケーションは、『相手を理解しよう』というスタンス。
しかし、上記の性格は本人の寂しがり屋の裏返し。幼少期から家庭では独りでいる時間が多いため、人とのつながりを常に欲している。

レネゲイドビーイング"ハンディ"

結音と或る冬の日に出会ったレネゲイドビーイング。手の形をした漆黒のレネゲイドビーイング。"ハンディ"と名付けたのは結音。
発生直後、自身のアイデンティティが確立できず、レネゲイドビーイングとして成立する前に一人静かに消滅するはずだったが、結音と出会い、結音の手と触れ合ったことで、そのカタチを模倣し、"手"のレネゲイドビーイングとして成立した。
結音自身もオーヴァード覚醒の気があったため、寄生の際に覚醒の負荷を担い、彼女をノーリスクで覚醒させた。
それ以降、結音のレネゲイドウイルスを媒体として寄生共存している。
ちなみに"ハンディ"が寄生をやめた場合、レネゲイドウイルスの負荷に耐え切れず結音はほぼ確実にジャーム化するだろう。

シンドローム:バロール/エグザイル
基本は手の形状をしているが、エグザイルなので、刃や爪にとどまらず、口、足、はたまた顔のような形状にまで変化する。
また、一度結音が触れた人の手ならば、その人の手の指紋さえも再現して模倣できる。

基本の戦闘スタイルは、ハンディによる殴打。
バロールの重力操作とエグザイルの予測困難な動きによる重撃が相手を襲うのだ。
また、彼女たちの手は、時間さえ掴み止める。





彼女たちは、独りの辛さを知っている。
だから、手を差し伸べるのだ。

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