【元ネタ】人類史、史実、ケネディ大統領暗殺事件
【CLASS】無明のアサシン
【マスター】
【真名】「未解決事件」
【性別】？
【身長・体重】変幻自在
【容姿】変幻自在
【属性】人・混沌・悪
【ステータス】筋力：D　耐久：C　敏捷：D　魔力：E　幸運：A　宝具：EX

【クラス別スキル】
《気配遮断》EX
　現界したことすら悟られない気配遮断。
　アサシンの存在が確定するのは、アサシンが「誰かを殺害した」瞬間のみ。
　それ以外では、そもそもサーヴァントであることすら発覚しない。
　死体や現場検証などによって「仮説」を確立させない限り、アサシンとは戦闘すら行えない。
　Aランク以上の《直感》相手だと、ランクはCになり、通常の気配遮断と同レベルになる。

【保有スキル】
《暗殺百般》EX
　アサシンは無数の未解決事件の集合体である。
　そのため、暗殺に関わる行為であれば、未解決事件に分類された全ての殺害方法を模倣できる。
　この際、自らの霊基を選択しなおすことで、外観や宝具すら変容させる。
　……ただし、幻霊の集合体程度の出力しか引き出せないため、宝具ランクは最大でＢとなる。

【宝具】
『誰がＪＦＫを撃ったのか？（デスカウント・スリー）』
ランク：C　種別：対人宝具　レンジ：10~200　最大捕捉：2
　アサシンが持つ無数の未解決事件の中から、「リー・ハーヴェイ・オズワルド」を象った際に発動できる宝具。
　３発の弾丸でケネディ大統領を暗殺したという記録から、３発射撃することで１発は必ず頭蓋を穿つ。
　サーヴァント相手だとそもそも３発も撃てなかったりする。
　近代サーヴァントの雑魚がよ。
　が、アサシンは霊基を選択しなおすことで、理論上∞種の宝具を隠し持っている。

【Weapon】
『カルカノ・モデルM91/38』
　召喚に使用された触媒、第二次大戦期のライフル。
　この触媒によって選択肢を絞られたことで、アサシンは『リー・ハーヴェイ・オズワルド』の姿を基本形態にしている。

【解説】
　未解決事件の集合体。
　弱弱しい幻霊の集まりにして、膨大なエネルギーの塊。
　未解決であるということは、答えを持たないということでもある。
　それ単体では自我も何ももたない悪霊にすぎないが、マスターによって『リー・ハーヴェイ・オズワルド』の姿を与えられることで、疑似的な人格と願望を手にしている。

　聖杯に賭ける願いは「娘を抱きしめる」こと。
　無数の幻霊の荒波の中、未解決事件の一つとして不安定になってしまった自我を、自分の遺伝子を抱きしめることで確かめたいと感じている。