容姿・経歴・その他メモ

「拙者、伊勢の国より馳せ参じし武士、朱里崎伊勢ノ進でござ候」

元々は三重県の漁港で獲れた伊勢エビであった。
競りにかけられ、高級料亭の生簀にぶち込まれた。
自分と同郷の仲間達は、次々と網で掬われ、包丁で捌かれていった。
本来意思があるかもわからない伊勢エビに、このような気持ちが湧いてきた。

「敵将に首を討たれるくらいなら、自ら腹を割いて自刃するのが武士道でござ候」

瞬間、生簀の伊勢エビはオーヴァードに覚醒した。
料理人と料亭の客を次々と氷の刀（触角）で斬首し、逃亡した。

後のUGN史にて語られる、「望矢召亭伊勢エビの乱」である。
今日も彼は、裏世界のどこかで自らの武士道を貫いている。

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Aオーヴァードとして覚醒した伊勢エビ。
自らの触角を氷の刀に変えて攻撃する。
武士のような口調で喋り、一人称は「拙者」、二人称は「おぬし」、語尾に「ござ候」をつける。
伊勢エビのエビ味噌では難しいことは考えられないらしく、間違った武士観を抱いている。
ミスすると何かに付けて「背わたを切ってお詫びするでござ候」と宣うので非常に鬱陶しい。

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