とあるオーヴァードから採取された遺伝子を使って人工的に受精されたデザイナーズチルドレン。クローンではないものの、書類上の親とは血がつながっていない。
本名は”鳴神(なるかみ) イオン”。
生まれたときからFHの監視下にあり、仮親の元で育ってきた。UGNが彼を発見した傷害事件は彼を見つけさせるためFHが意図的に仕組んだもの。
実際はその前からすでにFHセルに引き渡されており、自分の人生が元から作られたものだと知らされて絶望。
言いなりの生活を続けていたが、保護されてから様々な親切に触れて揺らいでいる。
絶望しているので、本当はあまり衝動を我慢する気はなく、任務のたびに敵を使って道具扱いされるうっ憤をこっそり加虐性として発散している。暴走しなくても衝動が強く出るのはそのため。
ただ、性格が変わる(キレやすい)自分の性質に問題があることは自覚しているため、UGN側に助けを求めたところで荷物にしかならないと思っており、罪悪感も含めてほとんど諦めている。

ワークス/カヴァー：UGNチルドレン/指定なし
ロイス:結塚晶　推奨感情:誠意/隔意
深夜、キミは寮外で見かけた結塚晶をつけた先で彼女とFHとの密会を目撃する。
勘づいたFHに重傷を負わされたキミは意識を失う間際、晶が傍でしきりに謝る声を聞く。
目を覚ましたキミの身体には傷一つなく、晶の賢者の石が融合していた。
こんな事はありえない。だが賢者の石はただ変わらずに輝きを放っていた。

ロイス:オールメイド　推奨感情:好奇心/食傷
Ｄロイス:賢者の石
PC④と共に支部で過ごしていたキミの元にゼノスの使者を名乗る怪しげな女性が現れる。
どうやら追跡中のFHエージェントが紫藤市に逃げ込んでしまったらしい。彼女は不始末の責任を取るためUGNに協力を申し出た。キミ達は事件を未然に防ぐため動き出す事になる。
｢どーも！毎度お世話になっております！あ、なってないですね！｣

ロイス:結塚晶 推奨感情:誠意/悔悟
　突然の襲撃、最後の記憶は支部が焼ける光景と溶け落ちる晶の姿。
目を覚ましたキミは賢者の石が欠けている事と石から晶の気配がしないことに気がつく。
呼びかけても、意識を集中させても反応はない。どれだけ時間が経とうとそこからは賢者の石本来の力しか伝わってはこない。あの時何が起こったのか、こんな時どうすればいいのか。答えてくれる彼女はもうどこにもいなかった。