“熾銀使徒”斬柄 玲
プレイヤー:デンゲキ
《主よ、憐れみたまえ》―――いい言葉だろ?
オレの一番好きな祈りなんだ。
- 年齢
- 18
- 性別
- 男
- 星座
- 双子座
- 身長
- 174
- 体重
- 65
- 血液型
- AB型
- ワークス
- UGNチルドレンA
- カヴァー
- 高校生
- ブリード
- トライブリード
- シンドローム
- モルフェウス
- ハヌマーン
- オプショナル
- ノイマン
- HP最大値
- 27
- 常備化ポイント
- 4
- 財産ポイント
- 4
- 行動値
- +12=19
- 戦闘移動
- 24
- 全力移動
- 48
経験点
- 消費
- +161
- 未使用
- 30
ライフパス
出自 | 弟は死んだ。もう会うことはない。 | |
---|---|---|
兄弟 | ||
経験 | 背を向けることが許されない約束。 | |
約束 | ||
邂逅/欲望 | よくつるむ紫月と王子。波長が合うのかもしれない。 | |
腐れ縁 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | 望んで得た力ではないとしても。 |
感染 | 14 | |
衝動 | 侵蝕値 | 人を超えたもの、あるいは使徒。 |
解放 | 18 | |
その他の修正 | 4 | 先手必勝 |
侵蝕率基本値 | 36 |
能力値
肉体 | 3 | 感覚 | 3 | 精神 | 1 | 社会 | 2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 1+1 | シンドローム | 2+1 | シンドローム | 0+1 | シンドローム | 1+1 |
ワークス | 1 | ワークス | ワークス | ワークス | |||
成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 10 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | ||
回避 | 1 | 知覚 | 意志 | 9 | 調達 | ||
芸術:音楽 | 情報:UGN | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
仲間 | 紅陽 紫月 | / | |||||
/ | |||||||
/ | |||||||
/ | |||||||
/ | |||||||
/ | |||||||
/ |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
マシンモーフィング | 4 | メジャーアクション | 〈意志〉 | 3 | |||||
このエフェクトを使用して購入判定を行う。達成値+[LV*2]。シーン1回。 | |||||||||
水晶の剣 | 2 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | ― | ― | 4 | ||
シナリオ中、選択した武器の攻撃力+LV*2。シナリオ3回まで。 | |||||||||
マルチウェポン | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 3 | |||||
同技能の武器2つの攻撃力を合算して攻撃できる。 | |||||||||
ヴァリアブルウェポン | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉〈射撃〉 | 3 | |||||
《マルチウェポン》と併用。攻撃に使用する武器と同じ技能判定の所持武器をLV個選び、攻撃力に加算する。 | |||||||||
コンセントレイト:ノイマン | 2 | メジャーアクション | シンドローム | 2 | |||||
C値-LV。 | |||||||||
サポートデバイス | 4 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | ― | ― | 6 | ||
ラウンド中【肉体】のダイス+LV*2。シナリオ3回。 | |||||||||
ギガノトランス | 1 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | シーン(選択) | 視界 | 20 | 120% | |
このエフェクトを組み合わせた行動の対象をシーン(選択)に、射程を視界に変更。シーン1回。 | |||||||||
先手必勝 | 4 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | ||||
行動値+12。基本侵蝕値+4。 | |||||||||
一閃 | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | 自身 | ― | 2 | ― | |
全力移動のあとに白兵を行う。離脱は不可。 | |||||||||
パーフェクトコントロール | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 4 | 80% | |
判定を行う直前に使用。達成値+10。処理後HP-5。1シーン1回。 | |||||||||
マシラのごとく | 1 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | 単体 | ― | 5 | 80% | |
組み合わせた攻撃力+LV*10。判定ダイス-5。1シナリオ1回。 |
コンボ
聖製、燐装
- 組み合わせ
- マシンモーフィング
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 意志
- 難易度
- 対決
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 3
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 1
- 10
- 9+8
- 100%以上
- 1
- 9
- 1
このエフェクトを使用して購入判定を行う。達成値+[LV*2]。シーン1回。
聖別、深化
- 組み合わせ
- 水晶の剣
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 100%以上
シナリオ中、選択した武器の攻撃力+LV*2。シナリオ3回まで。
聖句、装填
- 組み合わせ
- パーフェクトコントロール
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 80%~
判定を行う直前に使用。達成値+10。処理後HP-5。1シーン1回。
See you,baby.
- 組み合わせ
- サポートデバイス
- タイミング
- セットアッププロセス
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 6
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 100%以上
ラウンド中【肉体】のダイス+LV*2。シナリオ3回。
Take this‼
- 組み合わせ
- マルチウェポン+ヴァリアブルウェポン+コンセントレイト:ノイマン+サポートデバイス
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 8
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 3+8
- 8
- 10
- 39
- 100%以上
- 3+10
- 7
- 10
- 45
- 3+8
所持している射撃武器をLV個攻撃力に加算し、至近に攻撃。
双銀の騎士
- 組み合わせ
- マルチウェポン+ヴァリアブルウェポン+コンセントレイト:ノイマン+サポートデバイス+一閃
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 10
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 3+8
- 8
- 10
- 39
- 100%以上
- 3+10
- 7
- 10
- 45
- 3+8
全力移動を行った後に、所持している射撃武器をLV個攻撃力に加算し至近に白兵攻撃。
輝ける熾銀の剣
- 組み合わせ
- マルチウェポン+ヴァリアブルウェポン+コンセントレイト:ノイマン+サポートデバイス+マシラのごとく+ギガノトランス
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- シーン(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 33
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 120%~159%
- 3+10-5
- 7
- 10+10
- 65
- 160%~
- 3+12-5
- 7
- 10+10
- 86
- 3+10-5
所持している射撃武器をLV個攻撃力に加算し、全ての敵に攻撃。
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
聖銀剣 | 白兵 | 〈白兵〉 | Lv+7+Lv | 3+Lv | 至近 | インフィニティウェポンで作成した武器。 製作者のこだわりか、細部の装飾がそれぞれ異なっている。 | |||
装飾長銃 | 射撃 | 〈射撃〉 | 11+LV*2 | 200m | スナイパーライフル(購入難度19)。 本部で見てきた狙撃銃を元に、試作品を作成中。 | ||||
熾銀の剣 | 白兵 | 〈白兵〉 | 12 | 至近 | 高速振動ブレード。 聖造兵装。あらゆる知識と経験、祈りを込めた最高傑作。 | ||||
装飾剣 | 白兵 | 〈白兵〉 | 5 | 至近 | 日本刀。 本命の一撃を補佐するためのカートリッジでしかない。 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
携帯電話 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 41 | 220 | 0 | 0 | 261 | 30/291 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
【斬柄 玲/キリエ レイ】
性別:男性 年齢:18
誕生日:6/23 双子座
●プロフィール
白髪碧眼の男子高校生。軽薄な雰囲気で、下らない冗句を言わずにはいられないお調子者。
UGNチルドレンの中でも年長者として自覚があり、そう振る舞うことが多い。ただし、他の同期に投げられそうなときはぶん投げる。特に紫月。
斜に構えて格好つけているが、実は結構堅実で几帳面な性格。それでいて大体一人で抱える。
かつて弟がいた。失った過去からか、年下には大体甘い。
肝心なときにいないというあらぬ噂が立っていたが、それはクリスマスで払拭したと本人は思っている。
●趣味
・ヴァイオリン
それなりに上手い。絶対音感持ち。
ミスった時はハヌマーンのエフェクトで隠蔽している。
・コミック
もちろん読んでる。評論家気取りではあるものの、自分では全く創作できない。
ハマった作品ほど打ち切りになる。
●呼称
自身:オレ
二人称:お前
紅陽紫月:紫月、プリズマー先生
紺野王子:王子
朱火キサラ:キサラ
霊仙幽乃:幽乃
榊彦麻呂:先生
似合わないが敬語もできる。
●その他
・好きなもの
ポッキー、青色、静寂
・苦手なもの
唐辛子、喧噪
聴取記録
UGNチルドレン定期検査聴取記録 Case-1-0
―――20■■/■■/■■ 実施
(前略)
・今から行う二つの質問は仕事上の義務ですから。私は本意ではないと先に伝えておきます。
OK、どうぞ?
・あなたの適性は超遠距離多重狙撃制圧です。現在、近接戦闘担当の継続を望む理由を教えてください。
趣味じゃないから。それに、後ろでピカピカしてるお姫様とかバチバチしてるガキンチョを護るナイトも必要だろ?それに強制命令以外じゃギガノトランスを使う気にもならねぇ。
・……発現している3種のシンドロームの有効活用を目的とした特殊作戦部隊への配属を拒否する理由を教えてください。
あー、気が乗らないんだよ。かっちりとしてそうだし、たぶんオレ無理。あんなのと同じような職場、二度と戻ってたまるかよ。
・あなたの所属する支部へ人員の補充が検討されています。確認してください。
はいはい……OK。片方は顔見知りだしな、上手くやれそうだ。アイツと会うのも久しぶりだ、どう変わってんだか。できれば奇抜なファッションは治ってるといいが。
・あなたの申請している支給品は高額なため再審査しています。
おい嘘だろ? たかだかうな重4つじゃねーか。そんぐらい気前よく配ってくれよ。
・あなたの申請しているヴィークルは高額なため却下されました。ヘリ及びSUVなど、とくにヘリです。あなたの全財産の5、6倍はします。
………マジ? そんな高いのか……4000万超えてくるとか流石に思ってなかったな。
・…………一応聞きますが、あなたの基本支給額はいくらか覚えていますか?
そりゃ500……おっと。
・聴取予定時間を30分ほど延長します。
まぁ待てって■■さん。そう早まるな。お互いメリットないだろ? な? ちょーっとだけでいい。冷静になろうぜ。この会話はなかったことにしたほうが、お互い気持ちよくこの部屋を出て美味いランチをゆったり楽しめる。そうだろ?
・この聴取は自動で全て記録し、サーバーにアップロードされています。30分では済まなさそうですね。
Wow……ハイテクぅ~。
(後略)
UGNチルドレン定期検査聴取記録 Case-2-0
―――20■■/■■/■■ 実施
(前略)
・あなたの申請していた高速振動ブレード、計4本について、正式な許可が下りました。後程装備格納庫にて受領してください。
お、やっとか。随分かかったが、これでようやく斬柄さんの四刀流が血に飢えるってもんだ。
・? 高速振動ブレードは起動工程があるため、同時使用はできませんが?
……えマジ? オレのノイマン的な灰色の脳細胞によれば、ブレード4本を切り替えながら戦う華麗な姿がスクリーンで上映される予定なんだけど。
・もし本当にそうするなら、すべてを起動する前にあなたは地面に倒れ伏しているでしょう。
Wow、ソイツは勘弁だな。OK、じゃあその注文はキャンセルしといてくれ。真に欲する子羊の下へ、行き渡りますように……。(双銀一刃は胸の前で十字を切る動作を行う)
・……後程、そのように指示を出しておきます。
助かるぜ、■■さん。此処出たら料理ご馳走しようか?
・……あなたは前回の聴取にて、モルフェウスのエフェクトにより規定以上の収入を得ていることが発覚しました。その後、類似の行動は取っていないでしょうか。
あー、それについてはもう懲りたよ。元々はヘボい支部の環境を整えるためだったし、金で買うよりちょっくら勉強して自分で作った方が速いしな。知ってるか? オレが作るまであの支部エアコンすらなかったんだぜ?
・それについては知るよしもありませんが、あなたの行動が更生されたことは正式に記録しておきます。
はいはい、そうしてくれ。……あ、そういや銃装備のカタログとかってあるか?
・……当然、ありますが。
支部の戦闘記録見てたら剣だけでじゃなくて銃も悪くねーなって思ってさ。この前適性あるって▲▲さんにも言われたし、少し見てみたいんだ。
・……ちなみにですが、現状の要望は?
スナイパーライフル4丁。
・……ぇ……あなた、まさか……!!
安心しろって。別にアレをぶっ放そうってわけじゃない。戦略の問題だ、分かるだろ?
・そんな、嘘よ……どういうつもりですか!? どうして、あれほど戻りたくないと言っていたじゃありませんか!! ようやく、ようやくあの部隊から解放されたのに……!!
……だから、大丈夫だ。ほら、戻るつもりなんざこれっぽっちもねーよ。なんならここで■■さんに誓約書とレシートを書いてもいい。
・……ぅ……嫌です、行かないでください……!
参ったなこりゃ……あとで、アイツに改竄頼んでおくか。前回もやったけど。差し入れのピザは気張らねぇとな。
・では本日の聴取を終了します。お疲れ様でした。
あ、おい待て逃げるな! 今度はドタキャンしねーって、せめてカタログ置いてけ!
(聴取終了)
【補遺】
聴取終了後、双銀一刃は補給担当官に要望書を提出しましたが、一定期間をおき改めて精査するとの判断が下されました。
UGNチルドレン定期検査聴取記録 Case-3-0
―――20■■/■■/■■ 実施
(記録開始)
・ちわーす。遅れてメンゴメンゴ。
おっと、迷子の小学生かな。ご機嫌な白衣のところ残念だが、ここは理科実験教室じゃないぜ。
・……なんか前よりウザくなった?
う、ウザ……いーや、こういうのはハンサムになったっていうのさ。ほら、オレに続いて言ってみな? 斬柄さんはハンサムになった、はい。
・ウザくなった。
これは難敵だな。
・下んないこと言ってないでさっさと聴取始めるよ、シルバー……バレットだっけ今は。この後も仕事詰まってるんだから。
はいはい、●●。てか何で今日は■■さんじゃないんだ? あの人にコードネーム変えとけって言われて来たんだけど。
・言ったそばから脱線するし……■■さんなら怒涛の有給消化で今頃エジプト旅行を満喫中だよ。
Wow……それは極度のストレスから吹っ切れた、みたいな?
・えーよく分かったね。心当たりでもあるの? あ、ノイマンの推理的な?
後者だな。オレは普段から、他人の気持ちと積んでる仕事と来週のコミックについて考えてるんだ。
・そうだったの? 初めて知ったよ。じゃあ、今ワタシの考えてることは?
……あー、もっとオレとお喋りしたい?
・君ってホント馬鹿。
生憎オレは天才としか言われたことが無かったぜ。今お前に言われるまでは。
・こんなのがモルフェウス期待の新星って何か間違ってるよ。ワタシと違ってまだ《錬成の掟》も使えないのに。
え、アレは正直びみょ―――
・崇高な錬金の真理を理解できない愚者は、此処で潰しておこうか。
(後略)
UGNチルドレン定期検査聴取記録 Case-4-0
―――20■■/■■/■■ 実施
(記録開始)
・……では、本日の聴取を開始します。
OK。手短に済ませよう、帰りに映画を見る予定なんだ。
・聖銀一条、あなたは前回の交戦記録にて発動禁忌エフェクトの行使が確認されました。ですが、その後の経過観察では体内への影響は一切確認されていません。……これは事実ですか?
おっと、これはおかしなことを聞くもんだ。観察結果の真偽をオレに尋ねる理由が分からねぇな。
・質問事項に回答してください。……本当のことを、教えてください。貴方のために……これは事実ですか?
……そう焦んなって、■■さん。もちろん、事実さ。
・……了解しました。公式記録として、確かに残しておきます。
あー……もしかして何か怒ってる? これ一応記録残ってるからあんまりポーカーフェイス崩さないでほしいんだけど……。毎回改竄頼むのもアイツに悪いし。
・手短に済ませると言ったのはあなたですが? 無駄な口を利かないでください。
Wow、お腹空かせたワンちゃん並みに噛みついてくるじゃねーか。悪かったよ、仲直りにハグでもするか?
・……。(聴取官が仕切りのガラスにこぶしを叩きつける)
……Oh、ごめん? マジですまん。今のはオレが悪かった。
・…………んん''、話を戻しますが。身体に違和感が生じた場合は直ちに申し出てください。何か起きてからでは遅いので。
はい。
・今後、あなたは単体狙撃に徹し、広範囲への制圧はチームメンバーに任せるように。
あー……まぁ待てって。後輩とかに負担掛けるのってよくな―――
・返事。
……選択肢に入れとくぜ。
・もうあなたが耐えられる負担も多くないんですよ? どうして……。
……それだけ大事ってことだ。今手にしてる何もかもが。
(後略)
UGNチルドレン緊急通信記録 Case-0
この記録は支部長以上の権限を持つユーザーのみ閲覧できます。
―――AUTHORITY CHECK ALL CLEAR
Primary code name:Silver seraph
―――20■■/■■/■■ 実施
(前略)
・その、大丈夫ですか? そちら側の状況を少しだけ聞きましたが。
あぁ、こりゃ随分と不味いことになったぜ。ご当地ヒーロー廃業一歩手前ってところだ。
・追加の人員を―――
使うかもしれねぇ、ロザリオ。
・―――それは! ッ、聞きましたよ! また発動禁忌エフェクトを使用したと!もしそんな状態でソレを使ったら!
アイツに伝えておいてくれ。次に昇格審査があったときはお前がモルフェウスのNo.1だってな。
・そんなこと……
自分の口で言えねーかもしれねぇから今伝えてんだよ。なぁ頼むぜ、■■さん。
・……了解しました。必ず伝えます。
はいよサンキュー。愛してるぜ、ベイビー。
・だから!……あなたも、必ず帰ってきてください。聖銀……いえ、「熾銀使徒/シルバーセラフ」。
―――あぁ。オレの分のコーヒーも淹れといてくれ、冷めないうちに戻ってくるぜ。
(通信終了)
"熾銀使徒/シルバーセラフ"
トライブリードのオーヴァード。UGN廻ヶ丘支部の雑用係兼御庭番。
人物
廻ヶ丘市に住む18歳の少年。
ワークス
UGN所属のエージェント。モルフェウス、ハヌマーン、ノイマンのシンドロームを併せ持つトライブリードである。
多くの状況に対応できる器用さを買われ、様々な部隊を経験している。
白兵、射撃共に成績優秀である一方、RCによる直接干渉はあまり好まない。
以前巨大スピーカーで音楽を垂れ流すRC攻撃をしたら自分の耳がしばらくおかしくなった、と本人は語る。
カヴァー
廻ヶ丘高等学校の一般生徒として通っている。学内ではお調子者として通っており、バカ騒ぎしているメンバーとして数えられている。部活は無所属。
交友関係は光線支配と共通している友人がほとんど。あとバカ騒ぎしてる男子たち。
学業に関しては学年内の10位を毎回狙って回答している。大体前後2位くらい外れる。
容姿
白髪翠眼。身長は平均ほどの中肉中背で、容姿は整っている。『黙っていればイケメン』とは彼の同僚のモルフェウスがしばしば口にする評価である。
性格
言動が軽薄に見えるものの、実際は真面目で几帳面かつ優渥。悪党やジャームに対してもそのほとんどに憐憫を抱いている。それ故に手遅れとなっていない者に対しては決して止めをささない。もっとも、戦闘という点に関して一切の妥協はしないが。
年下には話の分かる軽いお兄さん、年上にはやることはやる子供として接することが多い。
以前からこのような言動をしていたわけではないが、前の彼を知っているのはチルドレンの中でも同期だけである。そのため、周囲からは元から調子者だと思われている。
能力
ブリード | 三種混合種 |
---|---|
シンドローム名 | モルフェウス・ハヌマーン・ノイマン |
能力の簡易解説 | 物を作り、振動を流し、組み合わせる能力 |
高い知能指数により構造を完全に理解することで、自在に物体を創造し、扱い方までもを瞬時にトレースすることができる。
非常に高水準かつ相性の良いこの組み合わせは、彼の戦術的価値を極めて高いものとしている。
また、物体の外見変更、無音行動、地形を無視した移動、完全演技など潜入破壊工作にうってつけであるとして特殊部隊への異動申請が度々なされるなど、アサシンとしての適性が高い。
熾銀使徒
この能力は、観察当初ノイマンが未発症だったために正確な評価がされていなかった。
物体を創造し、音や振動を響かせることで基礎威力を高める。その程度で収まっていたことが当時の資料から分かる。
しかし、彼が『ロザリオ』を手にしたとき、その真価が判明した。
その真髄は彼の切り札、熾銀の剣を聖製し扱うことに集約される。
膨大な質量と熱量、そして緻密な操作を要求するその剣は使い手に相当以上の負荷を掛ける。その負荷に耐えうるだけの物質生成能力、熱量増幅能力、並列思考能力を彼は備えるに至った。それ以外に用いられる能力行使はすべて副産物に過ぎない。
もっとも、実際は料理を生成するのに使用した回数が最多のようである。
双銀一刃/Silver cross.
後述の銃を用いるスタイルを封印した後、暫く彼の愛用していた戦術。二刀流か、四刀流であることがほとんどであり、それらで白兵戦を仕掛ける。基本的に対単体を意識したもので、複数戦は得意としない。また、足りない部分をエフェクトの多重使用で補っているため、見た目以上に侵蝕負担が大きい。
もっとも騎士っぽいという理由で採用されていた。
聖銀一条/Silver bullet.
彼が施設時代に編み出し、教官をすら閉口させた超長距離広範囲殲滅エフェクト。
初撃に全霊を注いだ文字通りの必殺技である。発動禁忌エフェクトであることに加え、不許可装備を複数生成しての攻撃なため、一度実戦で使用し更地を作り上げた後、上層部から厳重に注意・処分を受けた。これで『お仕事』のたびに使えって言うんだから笑えねぇぜ。
それ以来剣を用いたスタイルに切り替えていたが、廻ヶ丘騒動の規模が大きくなるにつれ使用に踏み切った。
ちなみに装備申請していた頃は対単体狙撃だけをするつもりだったが、危惧した上層部により却下されている。
輝ける熾銀の剣/Silver X Exseraph.
―――使徒の旅路の中で、それはただの三度しか振るわれない。
人間関係
よく適当なことを言って会話を進めるせいか、返答のある人間とは相性が良く、その逆を彼は苦手としている。キサラ、最初期のお前のことだぞ。
今も昔も歳の離れた子供には非常に優しく、施設時代も何人も小さな子供たちの面倒を見ていた。
また、心の中では多くの人間に憐みと慈愛を抱いている。
光線支配先生
彼がもっとも気の置けない仲間として自覚する少女。施設時代からその関係は長く続いており、他のチルドレンの同期とも一線を画している。
幼い頃は『同じ目的を持ちながら違う過程を行く子』と認識していたが、成長するにつれ光線支配の侵蝕が悪化していくことに憐みを覚えていった。その結果、彼女を支えてあげようという心持ちになり積極的に前衛を務めるようになる。
しかし廻ヶ丘騒動を経て、前衛と後衛という守る関係ではなく共に同じ場所に立つ仲間と思うようになり、それと同時に騒動を生き残ったことに心の底から安堵している。
今は残る高校生活を満喫すべく、彼女と共に日常を過ごしているようである。
束縛王
チルドレン施設の頃から付き合いがある後輩。そのキャラの濃さと意外な真面目性と鈍感主人公っぷりに脱帽するしかない、とよく彼は零す。
光線支配と合わせ、3人でまた共にいられることを嬉しく思っているが、それはそれとしてこの言動はいつか変化するんだろうか、と悩んだりもする。
イリーガルの少女と交友を深めていると聞き、微笑ましく思うと同時に命に代えても護らなきゃいけないと責任も感じており、廻ヶ丘騒動が終結しても束縛王に対してはやはり手のかかるちょっと変わった弟という認識。
クラムベリー
手のかかる後輩だと当初は感じていたが、廻ヶ丘騒動を経て信頼を置くようになった少女。
意思把握困難、個人主義、面倒な背景持ちと厄ネタのオンパレードに彼はまだ踏み込むべきではないと思っていた。しかしクランクの件で執拗に問い質された際に彼女がただ自分の感情を伝える術を知らないだけだと分かり、彼女の成長の手助けになればと歩み寄ることに決めた。
また、彼女が本能的感情に素直であることを見抜いており、欲求があればそれを本人の口から自分の言葉で語らせることに力を注いでいた。その努力が身を結んだのかは定かではないが、少なくとも当初より様々な人と交流を持ち心を開きかけていることに嬉しさを覚えている。あとオレが言うのも何だが殺し合ったヤツとの付き合い多すぎだろ。
想定される限り最悪の災害
廻ヶ丘市に来てから1年ほど付き合いのあるレネゲイドビーイング。ただレネゲイドビーイングというより、単純に力のある幼い子供として扱っている。
無邪気さや素直さゆえの行動に関しては寛容に受け入れており、またよくお菓子で餌付けしている光景が見られた。
しかし、廻ヶ丘騒動の際に記憶の中の光景を目にしたことで光線支配と同じ感情を抱くようになる。あの二人のレネゲイドビーイングが成長した時を考えると、微笑ましく思うようだ。
榊 彦麻呂
ありがとう、先生。貴方のお陰で、オレはここまで歩んで来れました。
来歴
生い立ち
あるジャームによる事件の跡地にて彼は発見された。手には傷ついたロザリオ、そばには一人の子供の遺体だけが残されていた。件のジャームも、この場所にあったはずの教会すらも姿を消して。
オレがアイツから託されたものはたったの2つだけだったんだ。
幼少期
彼は自発的意思を滅多に露わにしなかった。保護された後、メンタルケアや同期との交流を通して徐々に、本当に少しずつではあるが生来のものと思われる実直な素直さが顔を出した。
中でも最も変化が大きかったのは、彼が生涯『先生』と仰ぐ者との接触だった。
その当時の記録は今や残っていないが、彼と彼の『先生』との間で何かしらの会話があったことは確かであり、それが彼の人格に大きく影響を与えたのもまた確かである。
彼はその頃からある大きな夢を胸に宿すことになったようだ。
誰もを救う。弱きも、悪しきも。
部隊入り
エフェクトの使用に一切の無駄が無くなった頃、彼はある部隊への配属が決定した。
徐々に今の雰囲気に近くなってきていて、かつビッグマウスの調子がよかったこともあり、彼は全力で目標を攻撃することを命じられた。何が起きたのかは詳細に語らないが、結果として彼は部隊から外され発動禁忌エフェクトの封印を命じられた。
しかし、それは甚大な破壊をもたらしたことによる除隊ではなく、彼の全力を認識した上層部による『よりよい職場』への異動だった。
くそったれな職場さん、こんにちは。
特殊部隊
彼がその後配属されたのは一般的な部隊よりも暗い目的で動く特殊部隊だった。上層部が目をつけたのはその隠密遂行性といざとなったときの殲滅性である。
正面切ってのものではない、血塗れで薄汚い、作戦記録にも残らない作戦。ゆえに当時の異動は公的には処分となっている。同期や他のチルドレンと普段通りに過ごす裏側で行われる秘密裏の作戦行動。
彼はそこで多くの地獄を見た。下らない欲望も、熱い理想も。全てが力の前に消えていく。当たり前の常識に血反吐を吐きかけるような光景を幾度も見た。何度も、何度も。
それでも、手放すことのできない約束があった。
再編
しばらくして彼はノイマンのシンドロームを発症した。当時ようやく存在が確認されてきていたトライブリードとして、今度は特殊部隊ではなく実験体としての日々が始まった。常軌を逸した実験の数々。終わりがないようにすら思える苦痛。それに中指を突き立てながら彼は笑っていた。友人にはこの地獄を悟られないように。涼し気な笑みを浮かべて、冗談を飛ばす。
こんなので誰かのためになるってんならやってやるさ。だからそこで見ててくれよ、お兄ちゃんは死ぬほど頑張ってるぜ。
正式配属
トライブリードとしての実験がある程度の収まりを見せ、彼はようやく現場へと戻る……かに思われたが。以前訓練を施していた男からの人員指名希望、そして彼本人の特殊部隊異動への拒否により彼は支部長の男、そして親友とともに廻ヶ丘支部へと向かうことになる。
そして、彼にとって。それから起こるあの支部での日々は、何物にも代えがたい光となった。
エピローグ『そのあとの生き方。あるいは託された祈りと約束』
デスクの上の書類を手に取り、ブルーライトカットのレンズ越しに眼を走らせていた女性はふと顔を上げた。
「あのとき……信じていなかったわけではありませんが。本当に無事に戻ってくるとは思いませんでした」
その視線の先には、マグカップ片手に窓の外を眺める青年の姿がある。
スーツの上にコートを羽織り、側には大きなケースが横たえられている。銀十字のロゴのようなものが描かれており、よく見れば同じものがコートの肩部にもプリントされていた。
「ま、そうだな。2回も使ったんだ。もう何も残っちゃいねぇとオレ自身思ったぜ」
青年はそこで一度コーヒーを口に含む。飲み込んだ直後、あっち、と言って舌を出した。
「ただ、コミックよろしくみんなの希望の力がオレに届いたわけだ。あの瞬間ばっかりはオレが世界で一番アツいヒーローだと思ったね。限界を超えるってのも案外悪くない味だったぜ」
「またそんなことを言って……あの2人に……いえ、色んな人に怒られますよ」
「■■さんは?」
「怒ります」
「Wow、怖ぇ。ならやめとくか。今頭に浮かんだ奴らに同時にキレられたら、流石の斬柄さんと言えどもお口チャックせざるを得ないからな」
はぁ……とため息をついた女性はくすりと微笑む。それに気づいた青年はニヤリと笑って問い掛けた。
「どうした? 気分良さそうじゃねーか。朝の占いが当たりでもしたか?」
「いえ、そのつまらない軽口も此処までくると一周して笑えるものだな、と思いまして」
「ハ、ひでー言われようだ。これでも仲間とチビッ子には人気だったんだがな」
「そうですか。それは不思議なこともあったものです」
眼鏡の端を中指で押し上げ、女性は書類をデスクに置く。くるりと椅子を廻して青年に向き直った。その視線に込められた非難の色に、さしもの青年と言えど不利を悟ったようだ。
「それで、あなたはいつまでそうして休憩と称してサボっているんですか? もうかれこれ1時間ほどそうしていますけれど」
「まぁ待てって■■さん。これはオレのモットーなんだが―――」
「『やるときゃやる、いつもはテキトー、サボリあり』、ですよね?」
「……奇遇だな、■■さんも同じだとは思わなかった」
青年はそっと近くのデスクにマグカップを置いた。そして、そばに転がっていたケースに手を伸ばす。女性は再度ため息をついて椅子から立ち上がる。非オーヴァードの筈の彼女から、空間をも砕きかねない威圧感が放たれていた。
「そろそろ、仕事始めますよね? と言っても開店は明日からですし、しなければならない準備が山積みなのでもう休憩時間は来ませんけれど」
「―――やっべ」
それはかつて彼も経験したこと。
仕事がオーバーフローすると、人は鬼にも修羅にもなるのである。
「……おっと、開店間近だってのにご近所さんに挨拶回りもしてなかったな! これじゃ『便利屋《シルバークロス》』は礼儀知らずだってトマト投げられちまうぜ! ってわけであとはよろしく! マジで面倒なのはオレのデスクに投げといてくれ!」
青年は窓を開け、夜空の下の街へ颯爽と身を投げ出す。ここは5階だというのに。
「まったく、もう……」
オフィスなのか物置なのか分からない、段ボールの墓場と化した職場に残された女性。辛うじて物の置かれていないソファにぽすん、と座る。零れた言葉とは裏腹に、その口元は笑っていた。
「―――おっと、忘れるところだった。これがなくちゃ始まらねぇぜ」
音よりも早く帰ってきた青年は段ボールの上に放られていた週刊誌を手に取る。
「行くなら早く行ってきなさい、このスカポンタン!」
女性が起き上がって近くの袋を投げる頃には、青年は再び連なる屋根の上を駆けている。
青年がポケットに雑に詰め込んだ週刊誌。
その表紙には”堂々完結!”の文字が躍っていた―――。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
フルスクラッチ作成 | 0 | ||||
11/7 | キャラ作 | ||||
1 | 12/26 | 奏吟開幕 | 35 | デンゲキ | 餅木しぐれのわうま |
新人研修を全部紫月に任せてた。オレはパソコン研修と裏方担当。 | |||||
2 | 2/10 | 灯芯承継 | 33 | 餅木 | デンゲキしぐれのわうま |
美咲との決闘は久々に熱くなっちまった。にしても、アイツがあれほど拗らせてるとは……。 | |||||
3 | 3/8 | 久遠礼賛 | 33 | しぐれ | デンゲキ餅木のわうま |
今回は被害が大きかったな……こっちもなりふり構っていられねぇみたいだ。 | |||||
4 | 3/18 | 鏡割枯神 | 30 | うま | デンゲキ餅木しぐれのわ |
新年早々支部がなくなっちまった……。これからオレたちはどうなるんだか。 | |||||
5 | 4/1 | 因果廻交 | 30 | のわ | デンゲキ餅木しぐれうま |
世は並べてことも無し―――つまり、めでたしめでたしってことだ。 |