かつてスカーレット男爵の爵位を与えられていたスカーレット家の末裔。
表向きの歴史では当主であったコーデリアの父を含む一家が事件に巻き込まれ、死亡したことで断絶扱いとなっている。
自らも肉体の一部を失い死にかけたところを知己であったヨシュア・ランカスターの伝手で系列の研究所に収容され、UGNへの協力の見返りとして家系の存続を願う。覚醒をきっかけに身体のほとんどは機械化したが、コーデリアの卵子は研究所にて凍結保存されており、いつか子孫を育てたいという希望を持っている。
コーデリアも戸籍上は死亡扱いであり爵位の譲渡も正式にはなされていないが、国王や議会に存在自体は知られており、影の調停役やレネゲイド関係の揉め事の処理役として動くこともある。

「今は失われたスカーレット家」の意で「ロスト・スカーレット」のCN。本人は「これから復活してやるさ」と思っている。

⇒ロイス：エレイン・ランカスター
ロンドン支部の支部長。直属の上司。年若いがしっかりしている、と尊敬の気持ちがある反面、恩人の孫娘ということもあり子ども扱いしてしまうときもある。上司だが親しみを込めて「エレイン嬢」と呼んでいる。

⇒ロイス：ヨシュア・ランカスター
UGNに所属してからもなんやかんや名前の威光をお借りしている。子どもの頃から度々社交界でお会いしていたので、親しみを込めて「ヨシュアおじいさま」と呼んでいる。血縁ではない。最近は荘園に引きこもりがちと聞いておりちょっと心配している。

⇒思い出の一品
家紋入りのタイピン。父の形見。

「だから、これは啓示なンだよ」
　
　霧纏う大都市ロンドン、そこに秘められたるは狂乱怒涛の殺人鬼。
　血が血を呼び、恨みが恨みを呼ぶ。怨嗟こそが最大の燃料さ。お前達もよく知ってるだろ？
　さぁ解放しろ、その衝動を！
　女子供の首を持て！　偉大なる処刑者、切り裂きジャックがやってくる！

　ダブルクロス the 3rd edition
　『MURDER in the MIST』

　ダブルクロス――それは、裏切りを意味する言葉。

●PC③
ワークス/カヴァー：UGNエージェント/指定なし
ロイス："パーシヴァル" エレイン・ランカスター
推奨感情：P尊敬/N隔意
　キミはUGNロンドン支部に所属するUGNエージェントだ。支部長であるエレイン・ランカスターからの信頼も厚く、日々様々な事件の解決を任されている。
　ある日、キミが任務を終えて帰還すると、エレインからの呼び出しを受ける。聞けば、最近起こっている『ヘッドハント事件』の解決とジャームの討伐を任せるとのことだった。一息つく暇もないまま、キミはエレインからの司令を受けることになる。
　彼女は確かにこう言った。「PC②の監視・管理を頼む」と。

S 1.エレイン・ランカスター　✓P:尊敬/N:隔意
2.ヨシュア・ランカスター　✓P:恩義/N:不安
×3.アイリーン嬢　✓P:誠意/N:不安　タイタス化→昇華
×4.アレン　✓P:同情/N:不安　タイタス化→昇華
×5.デュラハン　P:執着/✓N:脅威　タイタス化→昇華
6.ジャック=マリア　P:尽力/✓N:脅威