容姿・経歴・その他メモ

ざっくり設定：
・バレー部所属の2年生。小柄だが高い運動能力を持っている。先の大会で県大会突破の原動力となるも、地区大会初戦で大怪我しチームも敗退。現在リハビリ中で部活は休んでいる（普通の日常生活には支障なし）。今一番の願いは部活への復帰。
・PC4のオリバーは祖父。父（オリバーの息子）は海外にいることが多く実質単身赴任状態なので、ほとんど母親一人に育てられた。母はたぶん、肝っ玉系。なお、父はオリバーの養子なので父で血は繋がっていない。
・覚醒前は普通の日本人顔。覚醒後は瞳が碧眼になる予定（「変貌の果て」の効果）。


性格：
・明るくてさっぱりした性格。ちょっと暑苦しい。一球入魂とか書いてるTシャツをよく着てる。
・挫折も味わっているから、けして人の痛みがわからない能天気人間というわけではない。
・我は強め。ただ、チームスポーツ出身なので協調性もそれなり。認めるべきところは素直に認める。体育会系だから礼儀はわきまえてる。
・バレーボールのことになると限界オタク化する。
・バレー以外はフツー。強いて挙げるなら親の影響で洋楽が好き。


一人称：俺
二人称：オマエ、アンタ
三人称：下の名前、目上には役職、又は～さん


生い立ち的な何か：
父は気むずかしいところはあるが優しい人だった。世界中を飛び回っていて、ほとんど家にいられない代わりに、たまに家に帰ってきた時は陽翔をあちらこちらに連れていってくれた。その中でも東京で行われたバレーボールの世界大会は、陽翔に強いインパクトを与えた。
広い競技場、たくさんの観客、その中央で世界を相手に戦う選手たちの勇姿。当時小学生だった陽翔は一瞬でバレーボールの虜になった。

帰り道で早速買ったバレーボールは、ボロボロになってもう練習にも使えないが、今でも自室の「大事な物ゾーン」の一番高いところにちゃんと置いてある。

周囲より始めたのが早かったことや、ハーフならではの体格の良さなどがアドバンテージになって、中学生までの陽翔は常にチームの中心だった。
卒業時は近隣の強豪高校からも声をかけられたが、母を一人にするのが嫌で断り（後で母からは殴られた）、近場の準強豪クラスの高校に進学。

準強豪と言えど近隣の実力者が集まる高校で、徐々につきはじめた身長差もハンデとなり、入学してしばらくは試合に出れない日々が続く。
その後、スポーツ漫画の1~5巻くらいにありそうなイベント各種を経て着々と成長を続け、一年最後の大会ではスタメンに定着。県大会突破の立役者となった。
「今年の男バレ、スゴいんじゃね？」と高校中が盛り上りを見せて迎えた地区大会。だが、現実は厳しく、初戦で当たった全国大会常連校に、陽翔の高校は圧倒される。それでも持ちこたえていた試合中盤、陽翔は、コート外へのこぼれ球を強引に追いかけた際に機材に衝突し、全治半年の大怪我を負ってしまうのだった。

彼の負傷退場後、チームはなす術なく敗退。翌日、病室を訪れた部長に、陽翔は涙ながらに敗戦の責を詫びたが、部長はそんな彼を笑う。
「誰がお前を責めるかよ。俺はお前ともっとバレーしたい。だからさ、早く帰ってこいよ」

以来、陽翔は部への1日も早い復帰を目標に治療・リハビリに励み、医者も驚く超回復を見せた。負傷から3ヶ月、遂に医者から練習再開の許可を得た彼は、親友二人に喜びを伝えながら帰宅の途に着いていた。

ーーーだが、彼はまだ知らなかった。
この後、自分がバケモノと成り果て、もはや再びコートに立てる日が訪れることは無いことを。

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