彼女は権力をもつ家に生まれたし、すでにその家の中でもトップを握っている。オーヴァードに覚醒したのは数年前であり、当時の彼女はエグザイルの適正しか見つけられなかったが、感染が深まり、彼女の奥底に眠る心にまでレネゲイドが届いた時に、さらにサラマンダーとしての熱を操る力を獲得、後からのクロス化で体は現在不安定だが、実はこのサラマンダーの能力は生まれなかった妹という設定がある。詳細は不明。性格は若干真面目でよく喋ると一見堅物のようだが、利己的で本当に自己中で譲れない一面もある。特に恋とかそういうネタに対してはとてもデリケートなところのようで、触れると大体騒がしくなる。つまり側から見ればお清楚なのに喋り出したらうざいし面倒女みたいな性格なのだ。ちなみに男女に関わらず友情も愛情も持てるタイプである。

「男みたいな名前なのは、うちの親が古すぎるからであって、私の責任じゃないから。イマドキこんなしわしわネームとか…ないよね。」

「シブチョー、今日も私、つれてってよ。」

「あ、言っとくけど拒否権とかないから。」

「この前そう言う約束したじゃん…ムシするの？」

能力は【指が取れる】。
取れた指は空中にぷかぷか浮かぶ。それだけの能力だったが、元々ピュアブリードであった時はそこにエグザイルの変形能力を使って指をドリル状の輪に、さらにその線を螺旋状に、さらにその線を…と、弾性が強くなるように形づくり、それを腕力で弾くことでおおよそ時速1322Kmの弾丸を作り出していた。しかし後にサラマンダーの能力を得たので、その指の断面からターボを作ることで自在に動けるようになった。つまり自分の意思で動く弾丸なのだ。イメージはガンダムのファンネルである。指同士を繋げて鞭のようにするのが前までの戦闘スタイルだったのもあって、技術が低いためまだそんなに強くない。
ルーツは特になし、ハズレ能力っぽくても一工夫入ると強いのいいよねっていうのがしたかっただけである、
余談であるが、拳銃でも時速1600ほどあるらしい。
怖い。