登録名：氷室海誠
コードネーム：空は凍えど尚蒼く
性別：男
出身：北海道
誕生日：2/20(人類初の北極到達者ロバート・ピアリーの命日)
身長：178.3cm
体重：69.2kg
血液型：O
所属：UGN
ブリード：ピュアブリード
シンドローム1：サラマンダー
シンドローム2：―――――
シンドローム3：―――――
特記事項：
イメージカラー：シーブルー/群青色
立ち絵メーカー：
立ち絵メーカーURL：
家族構成：妹
好きなもの：妹、海鮮スープ
嫌いもの：妹に仇為す全ての存在、あ●きバー
趣味：水族館巡り

・戦闘適性：B-
・継戦能力：B-
・命令順守：A
・陣頭指揮：B+
・社会適性：A
・RC技術：B
・衝動耐性：A
・特異能力：A

「プロジェクトAtoZ」のメンバーの一人。熱エネルギーを減少・消失させ、対象の温度を一気に奪い去るサラマンダーの「氷」の側面の力に長ける。1点物のスナイパーライフルに、専用の弾丸を込め、内容されている特殊な液体の温度を操作することで様々な氷の弾丸を放つ事が出来る。

北海道の片田舎で生まれ、歳の離れた妹と二人で暮らしてきた。両親は蒸発、頼れる親戚も少なく、ようやくのこと縋りつけた父方の祖父母も、冷遇こそしなかったものの、腫物をみるような目で二人を見ていた。信じられる大人はどこにもおらず、お互いだけが頼りだった。
地元の仕事を手伝いで少し家を離れたある日のこと。忘れ物を思い出し家にいったん帰った氷室は、そこで妹が暴漢に襲われそうになっているのを目撃する。信じられない光景に、普段の冷静さを忘れ後ろから男を仕事道具で殴りつけ退かせる。妹の上から転げ落ちた男の顔は、自分たちの祖父のものだった。
頭部に受けた傷によって、祖父──だった暴漢は死亡。氷室は犯罪者として少年院に送られることになる。しかし、氷室は知らなかった。妹を襲おうとした暴漢の姿を目撃した瞬間、滾るような怒りの念によって、彼の中で凍結されていたレネゲイドの力が沸騰し、オーヴァードとして覚醒していたことを。
「妹に迷惑をかけるわけにはいかないから」という理由で氷室は少年院での刑期を全うした後、暴漢に関わった全ての人物を事故に見せかけ凍死させ、妹と共に二人で東京へと逃げ延びる。その後、自分たちの保護を求める形でUGNへと加入。その力を見込まれ、「プロジェクトAtoZ」の実験体として登録される運びとなった。

18歳以下、かつピュアブリードのオーヴァードとして覚醒した少年少女を対象に、体内のレネゲイドを高濃度凝縮、および超活性を引き起こす実験を行い、レネゲイドの純度を高めることで、そのシンドロームの原型に近い形───Dロイスの獲得者をより効果的、かつ効率的に生産するための計画。
初期段階での企画被験体が26名であったことと、「シンドロームに関するあらゆる情報の網羅」が計画のためのプログラムに組み込まれているため、「包括」を意味する「AtoZ」がプロジェクト名として組み込まれている。
また、凝縮したレネゲイドの暴走を抑制し、コントロール能力を高める目的として、一部の例外を除く全メンバーは、それぞれの戦闘スタイルに適した武器やアイテムの形をした制御端末を保有している。これらにより、各メンバーの肉体に埋め込まれた生体リンクと反応し、自由に自身のレネゲイド放出を管理することができるようになっている。

スナイパーライフル型戦闘用兵装「イイーキルス」を使用する。構造としては水鉄砲に近く、弾倉に様々な液体が詰まっているが、これらは一定の温度で凝固し、特殊な作用を引き起こす液体金属群であり、氷室の冷却能力によって凍らせることで様々な作用を引き起こすことができる。
生体リンクの位置は左上腕部。氷の結晶のような刻印がされている。