容姿・経歴・その他メモ

髪

黒（インナー洋紅）

瞳

金色の蛇目

肌

白

「自分はコード《楽園の看守(ソーン・ガーデナー)》、謝花纏と申します。
　僭越ながら、Ｑ市にて支部長職を拝しております。どうぞよろしくお見知りおきを」

「自分の信条は“相互利益”です。ビジネスとは相手ありきで成り立つもの、ゆえにこそ、取引相手を大切にせねばと……。
　……『嘘を吐くな』、ですか？　失敬な、嘘など吐いてはおりませんよ。
　ま、本音全部を喋ってるわけではありませんけれどね。見抜いていただけて何より。それでは早速、商談を始めましょうか♡」


「おやおや、身の程というのは弁えた方がよろしいですよ。
　花や木々を選定し剪定する権利は、唯一庭師(ガーデナー)たる自分のもの。
　ここは謝花纏の庭園(ガーデン)です。害獣は、一刻も早く駆除せねばね」

謝花纏(じゃばな・まつり)

　一人称「自分」、二人称「貴方」。

　Q市・及びS市のUGN支部長。コードネームは《楽園の看守(ソーン・ガーデナー)》。
　「庭師」を標榜し後方支援を得意とするエージェントである一方で、独自に様々なビジネスを手掛ける実業家でもある、合理主義者。
　“ベルヴェデーレ”はFHとしてイタリア・ローマ潜入の際使用したカヴァーコードネーム。イタリア語で「美しき眺め」を意味する。

　情に絆されず、数値と結果を評価し、動機を重んじる、冷徹なビジネスマン。
　金、武装、知恵、更には人材に至るまであらゆるものを「種」と見做し、ストイックかつシステマチックに運用する。年齢や性別に囚われず有能なものを最も有益な形で評価するので、実力主義を好むエージェントからの支持は高い。
　その一方で、能力と同じくらい相手の「動機」を重要視している。
　これは指揮下のオーヴァードをジャーム化させないためのリスクヘッジであると同時に、彼自身に「強い理由さえあれば人間はどこからでも這い上がれる」という思想があるため。

　支部長としての仕事ぶりは有能なわりに、絶望的に自己評価が低い。自分を「人間以下の畜生」と自認している素振りがある。
　このコンプレックスは強烈な向上心の源泉となっている反面、自分の消耗を軽視する傾向にも結び付いているが、本人はそれを特段問題視していない。
　曰く、「『自分』ってこの世で最も低コストかつ使いやすい資源じゃないですか。何を采配しても文句ひとつ零さないとは実に素晴らしい」だそう。

来歴

　スラム街の生まれ。親無し、天涯孤独。同じような貧民の子供たちと群れ、残飯を漁る生活で幼少期を過ごす。
　その街にFHによって持ち込まれたEXレネゲイドと接触し、感染。ソラリス／ノイマンとして覚醒するも、独学でそのコントロールを身に着ける。しばらくの間は、能力を使って同じように暮らしていた。
　しかしある時、その街を任務で訪れたUGN評議員（当時本部エージェント）によって見出され、保護される。それ以降その本部エージェントと共に行動し、レネゲイドコントロールと「秩序を守る側」に立つことのメリットを説かれる。
　教育があらかた終わった後は本部エージェントとして活動していた。
　それから正式に着任命令が出され、日本のQ市支部の支部長として着任した。

能力

　ソラリス／ノイマン／オルクスのトライブリード。
　初めは薬品生成(ソラリス)／知能肥大(ノイマン)のクロスブリードであったが、彼を養育した本部エージェントが特異なレネゲイドを所持しており、それと長く接触したことで、領域操作(オルクス)の能力を追加で獲得する。
　特にソラリスの能力に秀でており、薬から毒まで、有害から無害まで、即効から遅延まで、さまざまな効能を持つ薬剤を調合することができる。
　「レシピ」と呼ばれる無数の配合表は全て彼自身の脳内にのみ記憶されており、また精神干渉系に秀でたシンドローム構成をしていることから、自身の記憶に対し幾重にも防壁をかけることで対策を行っている。

　覚醒したての頃は遠距離からの精神ダメージ系エフェクトを武器としていたが、UGN属となった後は後方支援系をメインとしている。


　Dロイスは《古代種(エンシェントレネゲイド)》。
　神代の時代から存在していると言われるEXレネゲイド、不滅不朽の“花”への接触を契機に覚醒したことと、彼の師である本部エージェントが《古代種》であったことの双方の影響により、彼自身も新種の《古代種》となった。
　覚醒と成長停止の時期がずれているのは、覚醒時期は十代前半頃に対し、《古代種》としての性質を獲得したのは二十代に入ってからであるため。
　「不老不死」という特性について、彼自身は「若い男の方が御婦人にはウケがいいものですから」と便利に使っている様子。

容姿

　黒髪に、少し長めの後ろ髪のインナーカラーを深く鮮やかな洋紅色にしている。両耳には黒いピアス。
　黒縁の眼鏡をかけており、瞳は金色で、蛇のような形をしている。鮫歯。丈の短い黒手袋を付けている。
　脚が長く、すらりとした長身痩躯。細身で、黙っていれば細面ではあるが、胡散臭い笑みが全てを台無しにしている類の美形。
　成長が停止してからも筋肉量の維持は行っているようで、後方勤務の割には恵まれた体格をしている。「まあ、近接戦闘に秀でたエージェントに比べれば子供のようなものでしょうけど」
　服装は軍服に軍帽、外出時はファーのついたコートを羽織り、足元はよく磨かれた革靴を履いている。中は黒シャツと紅いネクタイにベスト。



　彼の全ては自身の「庭」のため。
　ひいては、彼自身の《楽園》を実現させるため。
　合理主義者である以上の、楽園主義者。

イメージ

イメソン
「Dance in the Apocalypse」（Eden／あんさんぶるスターズ！）
→　https://www.youtube.com/watch?v=Byvauh-xmxI
「Poison Strategy」（七種茨／あんさんぶるスターズ！）
→　https://www.youtube.com/watch?v=3Smj1OQRzrg
「Ruler's truth」（Adam／あんさんぶるスターズ！）
→　https://www.youtube.com/watch?v=Fc-8UqMlqKg

CV：逢坂良太
チャットパレットカラー：洋紅色（#DC143C）

履歴

セッション履歴