容姿・経歴・その他メモ

履歴

ルーツ：魔女

大学1年生。そして、見習いレベルのUGNエージェント

呪われた家の子。呪いについて茉莉は何も知らないまま育った。
茉莉が自覚していたことといえば、家に「霧谷さん」という優しい人が時折来てくれていたこと。そして、物心つく前からとっても不運だったことくらい。「あたり」なんて引いたことないし、いいこともそんなにない
悪いことならたくさんあるし、友達には「茉莉と居るといいことある」ってよく言われる。それ茉莉の運を吸収した確率補正です。
不運になる呪い、というわけではなく、呪われたら副次効果的に不運になったのかもしれない。こわいね。

なので、高校三年次の夏。友達に誘われて行った肝試しの時も、茉莉だけ酷い目に遭って覚醒しました。かわいそう。覚えてないからまだ正気なのかも。
気付いたら霧谷さんに助け出されたあとで。自分が覚醒していることも、霧谷さんの正体も、自分が家族丸ごと先祖代々呪われていることも、その時ぜんぶ霧谷さんから聞いた。茉莉驚愕。

アサルトライフル×2は任務を見越して自分で入手したもの。こわいのと戦うならつよい武器がいいよね、という単純思考。
霧谷さんに貸して貰った力の使い方の練習をするための拳銃×2は、たくさん練習したら愛着が湧いてしまい、未だに返さず大事にしている。

「覚醒した時のこと？　覚えてない……なんかすごく怖かったかも……。気付いたらなんか光ってて色んなこと分かっちゃう感じしてどこかから声が聞こえた……気が、する」
「なんかね、運も天も、わたしを見放してるんだって。だから、じぶんで頑張らなきゃ、ね」
「だいじょうぶ。練習したもん」

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