主に「聖書」特に「バベルの塔」をモチーフとしている。

領域を開放した後、床に触れることで地形の変形と変換を同時に行い各コンボ時に合致した環境へ変える。
多くの場合砂の塔を作ることが多く、そこを中継点に攻撃を分岐させたりさらに変質させるなどを行うことが多い。
また、塔で上に上がったり落ちたりと高低差を用いて攻めることが多い。

厳格ではなく、柔軟で緩い雰囲気を持っている。
知識欲が強く、他者の強い知識欲を激しく肯定する癖がある。
一方で自分の手にあまる過度の欲望は己が身を滅ぼすことを感じており、その一点は他者にも警告する

紫がかった長髪で白衣の面影を微小に残すタクティカルファッションをしている。
また基本常に右目を閉じており、戦闘中には開くのだとか。
割と動きにくいので領域内の物の操作で自身を動かすことも多い。

兄・大崩 楼(おおぐえ ろう) - 何を考えていたのか、理解ができない。自分をオーヴァードにするのが目的だった？
でも少なくとも兄にとってはもう別れた、別の道を選んだ存在のはずだと思うことにしている。

貸し・猫川 美亜(ねこかわ みあ) - 情報集めの速度も素早く正確で、立ち振る舞いも実力相応で良いと思う。
情報をやった貸しもあるし、何より年下の子なので気にはかけてあげたいと思ってはいる。

シナリオロイス・メフィストフェレス - 過度の欲望に塗れている。過度の欲望が破滅をもたらすのを自分はよく知っている。
破滅するのは勝手だが、自分の担当区域などを巻き込んだ自爆な以上は止めなければいけない。

…同じように聖書関係より名を取った者同士過程は合うかもしれないが目的は一切噛み合わないだろう。

ところどころで使われる単語にかなり神話が用いられてます。
羅列していきます

1.失楽園(paradise lost) - 文字通り「失楽園」が由来。バベルの塔も失楽園も「高すぎる望みを持ち破滅する」物語。
ちなみに「失楽園」の作中で「オルクス」が描写されてるらしいです。

2.崩落の雷(ボアネルゲ) - キリストの12使徒の第二・三使徒で兄弟の「ベゼダイの子ヤコブ」「ヨハネ」の呼び名、雷の子(ボアネルゲ)と、タロットの塔で映る雷のような描写をかけたネーミングです

3.乱れ言葉 - バベルの塔を建てようとした人類へ、言葉を乱し違う言葉に変えたという逸話が由来です

4.愚者の塔 - バベルの塔をそれっぽく言っているだけです。

5.「The rewat」-タロットの「the tower」のtowerをひっくり返しただけ…に見せかけて「rewater(再度水で潤かす)」というノアの方舟の暗喩。ちなみにバベルの塔はノアの方舟の大洪水に対する神への復讐という説もあります

6.相互に意見が対立 - 「バベルの塔症候群」がモチーフ。各学問のプロが集まり、各々が専門用語を使うせいで理解できない、問題解決へ進めないという状況が由来です。

大崩 塔架 - 文字通り崩壊する塔・バベルという意味。「架」は楽園への橋というニュアンスも含んでます、崩れますが。

調べてみたところ「砂上の楼閣」も聖書由来の言葉でしたので記載。
新約聖書のマタイ伝より、自分の教えを聞かない人々を「砂の上に自分の家を建てた愚かな人」とし、雨風や洪水で倒れてしまう脆さを述べたことが由来だそうです。