容姿・経歴・その他メモ

ここのえ だんご

盲目のチルドレン。

過去オーヴァードに覚醒した際、何者かに両目の視力と性別、記憶の一部を奪われた。

周囲に自身の血を分子として展開させ、刀の納刀音を反響させ敵や周囲の物体を補足する。
その音が反響し補足できる範囲を自身の領域と仮定し、その領域に踏み込んだ敵の背後から急襲。
何者もこの神速の一撃からは逃れられるものはいない。
団子曰く「僕は君たちが見えている以上に“見えて”いるよ。」

扱う武術は“廻縛居合流”。
かの武神と謳われたオーヴァードが編み出し、そして失伝されかけていた居合術である。


別に団子は好きではない。

≪廻縛居合流・刻渡≫
廻縛居合流の奥義。
通常は鍛錬に次ぐ鍛錬にて研ぎ澄まされた“眼”によって、対峙した相手の行動の「起こり」を見切り、後の先を以って攻撃を与える。
行動の起動時の一瞬に放たれる神速の居合に相手は動くことすらできず両断される。
その様はまさに“時を凍らせたか”かのように

もちろん視覚のない団子には視覚を用いた技の発動は不可能だが、卓越した嗅覚と聴覚を駆使し疑似的に相手の起こりを読み、この奥義を発動させる（廻縛居合流・刻渡/廻）。


≪廻縛居合流・刻渡/絶≫
九重団子が辿り着いた究極の業。
視覚以外の残された感覚を極拡大させ、細胞の呼吸の音、レネゲイドの発生の空気の感覚、果てには相手の神経のシナプスが発火までもを知覚し、その神速の一撃は辺り一面全生命の行動の一歩先を進む。
五感の揃った常人では行動はおろか反応すら許さず、九重団子の知覚の届く範囲全てが一刀の内に命の灯を消す。
神の領域に踏み入る代償として、その技は使用者本人の筋繊維の断絶、腱の破壊、骨組織の粉砕などの対価を求める。

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