容姿・経歴・その他メモ

生まれた時からオーヴァード。それも思いっきり異形のやつ。
非オーヴァードの両親であっても人類の8割だかはレネゲイドウイルスの感染者なので不思議な事では無いのでしょうきっと。
まぁそれでも両親は祖父からの隔離遺伝だのなんだのと言っていましたが……私が生まれた時にはもう居なかった人の事は詳しく知りません。

まぁそういう生まれですので幼い頃から両親を交えつつも基本的には、UGNで育ちました。
今ではちゃんと耳も尻尾も隠す術を身に付けましたとも。
キャシーは何か物心ついた頃から居ました。今でもその頃の記憶と見た目変わらないのが不思議です。

一番最初の転機は、10歳の時の事でしょうか？
支部に連れてこられた2歳下の男の子の事を任せられました。オーヴァードの先輩として。
今にして思えば年下だからと言って随分、先輩風吹かせていた気がします。無邪気に弟が出来たようなものだと喜んでいました。
信じてもらえないでしょうけれど昔は、背は高い方だったのですよ？伸びなかっただけで。

何にでも自分でやれる自分でやれると言い張って空回り。
目を離せない危なっかしい子でしたが年下の友達にも囲まれ周りに支えられながらその子は、幸せそうにこの島へと馴染んでいけました。
そして私自身も11年間、人生の半分以上をその子とその周辺で過ごしていました。(身長は2年だけで越されました。どうして……)
……私がチルドレンからエージェントへなりその子が大学の為に上京するまで。
その長い時間の中で私がその子にとって姉だったのか友達だったのかはたまた、よく分からない人だったのかは分かりません。
ただ一つ私に悔いる事があるとすれば友愛とも親愛とも違う複雑な想いを終ぞ告げる事は無かった事かもしれません。

私が次の支部長だと告げられたのは、それからそう時間は空いてなかったと思います。
そして彼が上京するのと入れ替わるようにまた一人、UGNチルドレンが支部へ引き取られてきました。
私自身はキャシーにまだ教えられてばかりの新米支部長でしか無く子守役の役割も昔から変わらず正直、実感はありませんが彼女が支部長になってからの引継ぎではない最初の部下ということになります。

彼が本土へ行っても……いえ行ったからこそ支部長として責任を果たさなければならないのでしょう。
彼女を導けるか不安しかありませんが弱音は言えません。

・御神輿神社の社家の出身者
・生まれながらのオーヴァードにして異形、耳も羽も尻尾も生まれ持ったものであり即座にUGNに投げ込まれる事になった
・海蝉の2歳年上、朝木の5歳年上であり先輩風を吹かしつつお姉さん役として振舞っていた(ということになるといいなと思っている)
・海蝉が本土に上京後も御神輿神社の関係者として所属し続ける
・元々優秀な成績かつ家柄もあり成人してすぐに神輿島支部の支部長に選出された
・なお地位は上がっても身長は、驚くほど伸びなかったというか身体の大部分がほぼ育たなかった
・厚底の靴を愛用している。指摘されても基本的に無視する
・キャシーは、数年前からの相棒役にして相談役　部下というより頼れる同僚といった認識
・今でも支部のチルドレンたちの面倒を見るのが主な業務
・なにせ見た目が子供なので親しみやすいと好評だが朝顔自信は半笑いするしかないようだ
・コードネームは14歳の時に申請したもの　今はめっちゃ後悔してるにも関わらず完治は程遠い模様

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