概要

　一人称「おれ」二人称「お前、あなた」

　獅子が知恵と力を得て、永き生を眠りながら生きてきたアニマルオーヴァード。

　すらりとした高身長に、鍛え抜かれた堂々とした体躯。
　右目を裂くように刻まれた傷を隠すように眼帯を着けた、光を束ねたような金髪に蒼い隻眼の女のかたちを人間体とする。
　本来の姿である獣の体も、同じ右目に傷を持った金毛の獅子。雌であるが、雄のような鬣を持つ。

性格

　人間の社交術も心得た誠実な性格。
　落ち着いた物腰に古めかしい言葉遣いで、表情が薄いことも手伝い泰然自若とした居住まい。

　一度怒りを発すると、獣らしい烈しさを露にする。外様への出奔ゆえなりを潜めているが、本来は縄張り意識が強い性格。
　手先は器用ではなく、繊細な交渉事よりも力での解決を得意とするが、過去の経験が理由か彼女なりに敵への理解に努める。

　かつて一度は森を追われたが、紆余曲折あって森の王の座にもう一度就いたことを、知恵ある獣であるゆえに重く捉えている。
　不要に虐げられる弱き者の痛みを知り、その怒りを代行することこそ自らが群れの長、王たる理由と理解し、必要とあらば己の情を殺すことも厭わない。

経歴

　イギリスはエリンドール地区が擁する広大な森の中に築かれたコロニーを護る“隻獅子”。
　西暦5～6世紀ごろその森に実在した龍の血を飲み干し、永遠の命を約された古代種のレネゲイドを宿すもの。
　当地に存在する結社「隻獅子騎士団」が御旗に掲げる隻眼の獅子こそが彼女だが、それを知るものは多くない。

　永遠の命を得た折に「この地に災いが起こる折にのみ目覚めて力を奮う」という使命を帯び、常は隻獅子騎士団によって守られた森の奥地、隻獅子公と呼ばれる当時の王が封じた騎士団の聖地で氷の眠りに就いている。
　騎士団のことは森と同様に自らの縄張りのうちとみなし、彼女が氷の眠りから目覚めるたび、騎士団の主が会いに来ることに心から感謝している。
　そのような境遇のため、目覚めの折は騎士団のものと行動をともにすることが多いが、単身で彼女の目覚めた理由たるものを解決しようとすることもしばしば。

　レネゲイド拡散後に活発に活動し始めた組織に対しては不干渉を貫いているが、使命によって目覚めた折は必要に応じて他者との協力を選ぶことへの抵抗は薄い。
　いつか忘れ得ぬ旅があったのだと、彼女は微笑んで語る。

遺産〈龍餐の聖杯／種別︰栄光と勝利の槍〉

　彼女の血を呪う龍の祝福。
　普段は飾り気のない杖だが、ラーゼスの意思に応じて蒼黒の雷から成った穂先を宿す。
　便宜上《栄光と勝利の槍》タイプの遺産として当てはめられているが、その本質は杖ではなく彼女の体内に流れる血にある。
　かつて森を追われ、それを取り戻し、戦利品として龍の血を口にしたことで、永遠の命と呪縛を授かったとともに、「来たるべきときにだけ目覚める」という加護を見に受けた。
　淀みに、森の危機に常に打ち克つための永き眠りと目覚めの繰り返しは、現代において遺産の代償によるものと解釈されている。

こむずかしいことかいてますが要は

　以前開催されていたホーリーグレイルステージセッションの自PC「従獅子のキース」がDロイス動物使いで連れてるライオンだったんだけど、卓中でありがたいことにAオーヴァードに設定的格上げをしてもらっており
　卓ラストで古代種レネゲイドを得たのでそれっぽい設定をつけてこっちをPC格上げして疑似続投しています　従獅子のキース本人は寿命で死にました
　ロンドン卓のシャロンさんが主やってる隻獅子騎士団とやや関係があります。このライオンが使命で起こされて即ジャーム化しないように寄り添ってロイスを結ぶのも騎士団のお仕事というかんじ

　女になったのはPLが女性PCしばらくやってないからです

コンセプト

　80％到達までは基本コンボでほどほどに殴る
　80％到達でフルパワーアタックで殴る
　100％到達でフルパワーアタック＋雷神の降臨で殴る！！！！！！！！！！！そして復讐の刃でも殴る！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！　終わり！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

メモ

・名前はレムスとラルヴァの語源が悪い悪霊みたいな意味みたいなので　ググった時に出てきたこれと対比される「いい守護神」らしい「ラレース」の古いつづり
・Vassalion＝vassal（臣下）とlionをくっつけたので従獅子のこと
　#1e50a2

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