容姿・経歴・その他メモ

普段はストリートミュージシャンとして偽装しているUGN日本支部直轄のエージェント。彼女の名前は偽名である。

幼い頃に母を病気で亡くし、飲んだくれの父と二人でアメリカのスラム街で貧しい生活をしてきた。

自身が7歳の頃にストリートで出会った黒人の老サックス奏者の演奏に感動し、自身もミュージシャンとなることを決める。
友人として、音楽の師匠として老人と交流し、彼から譲り受けた1本のサックスが宝物であり、自身の相棒でもある。しかし、今はもう壊れて音は出なくなってしまっている。

14歳の頃に、「より美しい音色を奏でたい。より多くの人を音楽で笑顔にしたい。もっともっと魂を揺さぶる音楽を！」という強い気持ちと意志に、体内のレネゲイドが反応したのか、気が付いたら「音」を操る能力に目覚めていた。
そんな時にUGNに保護され、オーヴァードとしての指導・訓練を受けて、エージェントとして活動することとなる。本来はミュージシャンになりたいと願っていたが、「音」を操る能力に目覚めてしまった以上、自分がプロとして活動するのは他のミュージシャンに対してフェアではないと感じ、プロの夢を断念。あと、給料が良かったので貧乏な暮らしから手っ取り早く脱せるチャンスでもあったから。

UGN内での活躍は順調で、その能力の高さを買われてローザ・バスカヴィル直属の部下となる。ローザが日本支部に派遣され、日本支部の行動を監視する役に就いた時に、共に日本へと移り住んでいる。
普段は日本支部のUGNエージェントとして、時に地方支部の助っ人として各地を飛び回って事件解決のために奔走している。
しかし、それは仮の姿であり、各地の支部が危険な独断専行をしないように監視し、ローザへ報告するのが彼女の本当の任務である。
そのため、彼女の本当の姿、本当の名前を知る者は現在ではローザぐらいである。

オーヴァードへ覚醒し、UGNエージェントとなった今でも、音楽を愛し、人を音楽で笑顔にすることは諦めておらず、普段はストリートミュージシャンとして人々に音楽と笑顔を届けている。どこにでもいるストリートミュージシャンとして街に溶け込みながら、周囲から怪しまれずに事件の情報収集を行うことも得意とする。

音楽を愛する陽気で気さくな姉御肌。好きなものは、日本のアニメ。それと肉たっぷりのピザとキンキンに冷えたビール片手に観るアメフトの試合。
戦闘中は自身の宝物であり相棒である「壊れて音の出なくなった古ぼけたサックス」からレネゲイドの力によって生み出された「音楽」を放ち、味方の体内のレネゲイドウィルスを活性化させて攻撃を支援する。

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