ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

虚淵飛鳥 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

差出人(アリス)虚淵飛鳥(うろぶちあすか)

プレイヤー:片時

年齢
今回は15
性別
女/男
星座
不明
身長
155/178
体重
51/65
血液型
不明
ワークス
UGNチルドレンA
カヴァー
UGNチルドレン/その時の任務による
ブリード
クロスブリード
シンドローム
バロール
エグザイル
HP最大値
28
常備化ポイント
8
財産ポイント
3
行動値
6
戦闘移動
11
全力移動
22

経験点

消費
+0
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 「研究支部には、同じような個体がたくさんいました」
複数の兄弟姉妹がいる
経験 「取り柄は個性がない事です」
実験体
邂逅 「自我など必要ありませんが、それでも。仮に出会えるとするならば」
自身
覚醒 侵蝕値 「もしかしたら、元になった人間は居たのかもしれません」
素体 16
衝動 侵蝕値 「お母……さん」
解放 18
侵蝕率基本値34

能力値

肉体3 感覚2 精神2 社会2
シンドローム0+2 シンドローム1+1 シンドローム2+0 シンドローム1+1
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵4 射撃3 RC 交渉
回避1 知覚 意志2 調達2
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
UGNセラピー 感謝 隔意 「皆さんがいなければ、私は今ここに居ません」
日常への脅威 執着 脅威 「だからこそ、この力がお役に立てるのなら」
カルレイ支部長 尊敬 隔意 「本日付で着任いたしました。いかなる任務も全ういたします。よろしくお願いいたします」
矢神秀人 好奇心 警戒 「今回の任務におけるターゲットです」

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
オールレンジ 4 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 2
判定ダイス+Lv
コンセントレイト:エグザイル 2 メジャーアクション シンドローム 2
C値-Lv
餓鬼魂の使い 1 オートアクション 自動成功 単体 視界 3
対象がHPダメージ受けた際に使用。対象にBSの邪毒Lv3を与える。シーンLv回。
デビルストリング 1 オートアクション 自動成功 単体 視界 6
対象のオートエフェクト(制限:ー)宣言直後、エフェクトの効果を打ち消す。シナリオLv回。
異世界の因子 1 オートアクション 自動成功 単体 視界 5 80%
対象のオートエフェクト(制限:ー)宣言いつでも使用出来る。シーン内で使用されたエフェクトひとつ対象。シーン間対象のエフェクトを1で取得する。ピュアブリードのエフェクトは不可。シナリオ1回。
時の棺 1 オートアクション 自動成功 単体 視界 10 100%
判定を失敗させる。
擬態の仮面 1
今日はこの顔
偏差把握 1
まわりみるよ

コンボ

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
拳銃 射撃 〈射撃〉 -1 3 - 20m 調達予定
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
ウェポンケース 1
思い出の一品 2 意思達成値+1
コネ:UGN幹部 1 情報UGNダイス+2
コネ:手配師 1 調達ダイス+3シナリオ1回。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 16 114 0 0 130 0/130
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

「任務完了いたしました。これより帰還いたします」

任務によって外見、年齢、性別を変える、潜入捜査に長けたチルドレン。
日常に潜入する時は男、非日常の時は女の姿が多い。
(ぶっちゃけ扱いはどっちでも大丈夫です!)

感情の起伏は少ないが、非情というわけでもない。
ザ・チルドレン。

潜入する時はいかに目立たず行動すべきか。
任務中はいかに確実さを求めるか。
覚醒者を保護した場合いかにケアするべきか。
それらをまとめていかに[日常]を守っていくべきか

これらを行動原理にしている。

不器用なりに、和ませようと真顔でジョークを言おうとする懸命さはどうやらあるらしい。

経歴

UGN研究班・アールラボの、とある悪辣支部で生まれ育った。
結果的に支部は閉鎖されたが、犠牲は大きかった。
被検体者は、個性を奪われていたのだ。

UGNセラピープログラムの充実した訓練施設に引き取られてメンタルを整えてもらうも、なかなかメンタルのブレが整わず、訓練や任務に集中させることでしか紛らわせる以外の方法が、現段階なかった。
素体となった別の人間がいる可能性が高いが、元の外見や人格が判別不可能だったため、身元は不明である。

情緒の乱れさえないのなら、死を顧みないのなら、チルドレンにするには逸材だ。
そういう声もあった。

それでも穏健派のUGNスタッフや訓練施設のスタッフや教官たちは、[迷子/アリス]たる[彼/彼女]や他の被検体になった子ども達には、[先のない]断崖絶壁の[淵]から今日と同じ明日へ飛び立って欲しいと願い、ケアを試みた結果、メンタルは整った。

まだぎこちないが、トレーニングの仲間に水を差し出せるくらいには。どうやらスタッフたちの真心という名のセラピーは成功したらしい。

なんやかんやあって、今の支部に赴任してきた。

カウンセリング記録

1日目
「……」
黙秘を貫く。
何かを聞き出すことなく、一方的な雑談を試みた。

3日目
今日は少年の姿をしていた。相変わらず言葉が出ないらしい。
内科と外科の診断によりブドウ糖なら摂取可能とされたのでラムネを差し出す。
怯える様子を示した。
どうやら錠剤と、錯覚したらしい。

4日目
今日は動物ラムネに変更。
瞳孔の開きを確認。
無心で食べていたが、初めてこちらの方を見た。
口の動きから、「ありがとう」と思わしき言葉が出たようだ。
声はまだ出せない模様。

7日目
今日は少女の姿をしていた。爪先が酷くいたんでいた。
「お母さん……お母さん……」
初めて言葉を発したが。錯乱を見せる。
しゃがんで手を広げて見ると、抱きついて大声で泣いた。

14日目
日に日に職員に心を開いてくれているようだが、部屋の外には出たくないようだ。
そして癇癪もおさまらない。
どうしたら、この子を救える。

20日目
意識を誘導する暗示療法が決定した。チルドレンとしては最適解かもしれない。
けれど。医師としてははたしてどうなのだろう。

35日目
「先生、もう私にカウンセリングは必要ありません」
淡々と答えられた。暗示がすっかり順応したらしい。
訓練も座学も真面目にこなしている。
ただ、まだコミユニケーションは覚束無いらしい。
そうね、と返すと、少し瞳孔の開きを確認。
「不適切な発言でしたか?」
そう首を傾げた。
担当医師として失格だと自覚しながら、私はその子を抱きしめて泣いた。

65日目
久しぶりのカウンセリング要請だった。
ひどく落ち込んでいるようだった。
「先生、UGNの理念は正しいですよね? 訓練生の一人が怠慢だったので注意しました」
「そしたら、避けられてしまいました」
「私は、間違えましたか?」
悩みをきくのは初めてだった。
「正しいかどうかは、先生にも答えられない。でも、なぜ避けたのかは答えられる」
「君が、自分の意見を押し付けたから」
「サボりはよくない。でも、押しつけも良くない」
チルドレンに対しては不適切な回答だったかもしれない。
なぜなら、チルドレンとしては、この子は完璧すぎるからだ。
それに水をさしてでも、この子には道徳心を伝えたかった。
「……対人においてのコミユニケーションも、任務において必要不可欠なものだと習いました。腑に落ちました、ありがとうございます」
その時の顔は、少し安心していたようで、口が綻んでいた。
本人はまだ気づいていないのかもしれない。

100日目
訓練にも慣れ、あの子はチルドレンとして活動している。成績は優秀らしい。表情が豊かとは言えないが、コミュニケーションにも問題はないようだ。
検査は必要だが、そろそろ本当にカウンセリングは必要ないかもしれない。
日本支部の許可のもと、戸籍上の名前を授ける。
「虚淵飛鳥。何も無いからうつろ、なのですか」
「違うの。何も無いのは、あなたじゃない。今の状況と環境」
「あなたが自分を見つけられるように、飛び立てますようにって、おまじない」
わかりません、と飛鳥は答える。
「先生。私が考えていること、お伝えしても良いでしょうか」
「私は……感謝しています。先生や、UGNに」
「だから、頑張りたいです」
「これまでの辛いこととか、今生きていることに意味を持っても良いのなら」
「私は生きて、恩返しがしたい」
「この世界にいても良いと思えるように、強くなって」
「皆さんを守りたい」

それは、セラピーのプログラムで学習させた字面を並べただけというものではなかった。
この子は本当は、自分が「ない」と思い込んでいるだけで、
もう意志を持っている。
自分で見つけた自我を。

恐らく、そのこと自体、直接伝えるものではなく、自身で気づかせる必要がある。

本日付でカウンセリングを終了し、このレポートを着任先の支部へと送る。


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