元々しがない学生兼宇宙友愛協会の会員であった彼は、非常に奇妙な体験をする。

それは、自分の身体が女性に変化するという通常では考えられない変質であった。
焦り、宇宙友愛協会の人間に助けを求めるも(本人は知らないが)UGNの潜入班により情報操作が行われる。
元々学校以外はインターネットをしてばかりのインドア派だったために彼の姿を知る者は少なく、学校や家族など少数への記憶操作を行うのみであっさりと事実改変に成功。無事彼は元々女性だったように戸籍や人間関係も置き換えられた。
(彼をUGNに勧誘する案もあったそうだが、口が軽すぎるためボツとなった)

が、当然本人の記憶はそのままであったため、これをレネゲイド星人の陰謀であると結論付ける。

レネゲイド星人によって性別を変えられたという"生き証人"となった彼(彼女)は、その秘密を暴くべく今日もインターネットで会員たちとチャットをするのであった。

家族構成は妹が1人。
変なサイトやオカルトにハマっていることを両親は悩みのタネとしているが、成績は優秀(最近はノイマンとなったことで学年1位でもある)なため素行も悪くないため基本的には放任の姿勢を取っている。

おしゃべりでお調子者。
よく喋ってよく絡むムードメーカー的なポジションで、基本的には空気も読める人間だがオカルト系の話になると聞かれてもないことを喋る、ムー民班の悪癖も持っている。
総じてオーヴァードになる前も後も、周囲からは口もノリも軽い面白生物扱いである。

前向きな性格も相まって、自身の変化による困惑よりもレネゲイド星人が実在した喜びが勝っており、妄言と行動力に磨きがかかっている。

本人がレネゲイドの存在を認知していないため、能動的にエフェクトを使ったことはない。
が、レネゲイド星人との戦闘に備えて始めた射撃の腕が異常に正確と言う部分で無意識的にエフェクトを使用している。

また、エグザイルの能力は暴走気味にしか働く欠陥能力であり、オーヴァードとなった時の性転換もこれによるもの。
本人自体、レネゲイドの存在を認知していないため修行もできず、結果として肉体の変質を制御できず元の姿に戻れていない。
(なお、レネゲイドの性質による変質なため修行で元に戻る保証はない。悪しからず。)

なお、護身用に所持している武器はオカルト的な曰く付きの品をオーヴァードになる以前から購入して所持していたものである。